3360円

 またまたアマゾンでフィギュアのセールをやってまして…3360円で買ってみました。え?安くない??まぁ、いいじゃないですか、これでも30%オフですから(契約確定後にハピネットで50%オフになってたことを知って愕然としましたが……見た時には既に在庫なしだったからいいけどさ)。
 購入したのは、マックスファクトリーの1/7「ブランネージュ」。セガのRPGゲーム「シャイニング・ティアーズ」<公式サイト・TVアニメ化され、来月から放映されるらしいっすね>のキャラクターで、以前紹介した「エルウィン」嬢に続くシリーズ第二弾ですな。「エルウィン」は例の「(メーカーサンプルと)眼が、眼がちがーう!」というビミョーなデキでしたが、この「ブランネージュ」はメーカーサンプルと違いもないし、特に問題になるような点もなく良いデキだと思います。箱絵(デザイナーであるTony氏直々のイラスト)の方がカワイイ気もしますが、それは気にしてはいけないw。ちょいと身体に分割接合ラインが浮き出てしまってますけど…個体差かもしれないですしね。ただ、身体を捻った挙げ句思い切り左に傾けたこのポージングはどうなんすかねぇ?ちょっと傾きすぎじゃないかい?デキの善し悪しとは関係ないけど、今夏を乗り切れるか心配になってきましたよ(※PVCは気温が高いと熱で変形してしまうので、フィギュアもあらぬ方向にひん曲がったりします)。
 で、せっかくなんで「エルウィン」と並べてみたのですが…感想:「体型、全く同じかよ!」
 写真だと「ブランネージュ」の方に影がついてしまったのでわかりづらいですが(光の当て方間違えました。スイマセン)、アンダーバストからウエスト・ヒップあたりの肉の付き方が、まるで同じっすよ。「ブランネージュ」はバストを“寄せて上げて”してるので比較は難しいけど、バストの大きさも似たようなもんかと……うーむ、原型師が同じ(サイトウヒール氏)なんだから当然と言えば当然なれど、シリーズものなんだし、もう少し差をつけてみても良かったのではないですかねぇ。
 このシリーズは、あと「リュウナ」と「マオ」というキャラの2体が発売されることが予定されています。原型師は一貫してサイトウヒール氏のようなので、これらも「ブランネージュ」同様良いデキだといいなぁ(実はどちらも予約済み)。

スコープドッグ宇宙戦仕様

 「DMZ ベルゼルガ」や「DMZ ダイビングビートル」などという壮大な夢の実現に向けた布石として、お布施してみましたよ、タカラトミーにw
 お布施、すなわち、DMZ第三弾「スコープドッグSA(SpaceAssault) with フィアナ」を購入したのであります。
 いやはや、第三弾といってみても、実際は第一弾の「スコープドッグ」の色替え本体+ラウンドムーバー(宇宙用バックパック)+ソリッドシューター(バズーカ)+ミクロマンなフィアナ、な商品なんで(※さらに初回出荷分のみ、指が可動の手首が付属する)完全新規の「ストライクドッグ」のような目新しさはないわけですが……イイっす。想像以上にイイっすよ、これ。
 ソリッドシューター(なんかうちの個体はソリッドシューターだけ仕上げが極めて雑だったのですが……)は迫力あるし、ラウンドムーバーは下部アームが上にスイングすることで装備したままスコープドッグを降着姿勢にできるスグレものだったりします(写真3・4枚目)。ミクロマン・フィアナも顔がちと恐いですが、ちゃんとコクピットに収まるし、なかなかのデキだと思います(ただ、ベージュのパイロットスーツ仕様だった方が良かったかな、とは思う)。そして、最も気に入ってるのが塗装です。オリーブドラブのような実に地味~な色の単色塗りでマーキングもない状態なんですけど、通常の2色塗装より威圧感みたいなものが感じられ、すごく迫力があります。見比べると、2色塗装の方がおもちゃっぽく見えてしまうほどっすよ(まぁ、どっちもおもちゃではあるのですがw)。薄いシャドウ塗装も適切にされており、第一弾のウェザリング塗装よりこっちの方がずっとイイ。
 さらに、「ストライクドッグ」に「スコープドッグSA」ときたら……やっぱりサンサでの直接対決でしょう!第一弾の「スコープドッグ」からマシンガンをひっぺがしショートバレル仕様にして(変更可能)、ついでにミクロマン・キリコも乗せて、両手でマシンガンを構えさせたのが↓
 うひょー、カッコいいぜ。ストライクドッグと並べて飾って、もう気分はウハウハっすよ。
 というわけで、ソリッドシューターにラウンドムーバーにミクロマン・フィアナは、第一弾の通常型スコープドッグに移しました。写真は撮ってないですけど、これはこれで結構いい感じっすよ。
 でも、サンサの対決再現に第一弾の「スコープドッグ」も必要ってのは、ちょっとなぁ。高価すぎな玩具なんだから、ショートマシンガンくらい付属しててもよかったんじゃないですかねぇ?それ以外は大満足の一品です。
 
 そうそう、この「スコープドッグSA」の写真もそうなんですが、他にも何点か新しい三脚を使って撮った写真をアップしてみました。さすがはカメラ用三脚、実に使いやすいですな(ビデオカメラ用ってのは、やっぱ一眼レフには向いてないw)。脚が20mm径と細いんですけど、剛性に問題はないし、しっかり安定してるし。室内でちょこちょこっと撮るだけならこれで十分ですわ。

ATOK

 はぁ…今日で「相棒」も最終回か。「新・京都迷宮案内」も先週終わってしまったし、TVドラマの楽しみがまーた消えていくなぁ。残るは大河ドラマ「風林火山」1つか……春から面白いドラマ、やってくれるのかなぁ。
 さて、ここの文章入力もそうなんですが、私はPCの日本語入力にジャストシステム<公式ページ>のATOKを使っています。以前はWindowsではデフォルトのMS-IMEだったのですが、いつだったかのバージョン(XP標準のやつか、Office2003標準のやつだったかな…MS-IME2003か?)のアホさ加減に完全に呆れてしまい、一念発起して3年前「ATOK17[電子辞書セット]」に乗り換えました。いやはや、日本語入力プログラムにカネを払うのは生まれて初めてだったので買うのは結構覚悟が必要だったのですがね、使い始めたらそんな思いは一気に吹っ飛びました。素晴らしい変換能力っすよ。「○○が、~~なんです!」と具体的例示ができないのが残念ですけど、ATOKにしたら変換候補を修正する回数が激減しました。そのいつだったかのMS-IMEは、熟語出すのにわざわざ一文字ずつ漢字を組み合わせていかないとどーにもならなかったりしましたから(結構な頻度で)。「Microsoft Update」でOfficeがアップデートされると勝手に日本語入力がMS-IMEにされてしまうのですが、MS-IMEだと今もやっぱり変換精度の悪さに耐えられないですからねぇ。それに、ATOKはセットの電子辞書をすぐ引けるのが便利(用法を調べたい時にすぐ引けるのは実に助かります)。このブログの長文なんかとてもMS-IMEじゃ書く気がしないですから、ここを支えているのは、実はATOKなんですな(但し、ワープロはWordじゃないとダメだったりする。一太郎は…遠慮します)。
で、そのATOKが新バージョンでWindows Vistaに対応するっていうんで、Vistaへの先行投資として先月買ってみました。新バージョン「ATOK2007」(Ver.20)。ATOK自体は毎年バージョンアップしてたんですけど、一ユーザーとしてはそんな頻繁に買えないし、変える必要もありませんから購入意欲は湧かなかったのですが……でもまあ、買ってから3年経ったなら、そろそろバージョンアップの頃合いかなとも思いまして。
で、1ヶ月ほど使ってみての印象なんですが……「ATOK17」とあまり変わりません。というか、ツールバーのデザインが変わった以外で何が変わったのか、私にはわかりませんw。あれやこれや変わってるようなんですけどね。「デザイン一新」って……本当かいな。まるで気がついてないな俺w。変化を感じないことで、逆に不満も一切ないですね。使いやすいです。
私は今のところWindows XP使い続けてるんだし、なんか買っても買わなくてもいっしょだったよーな気もしないでもないですけど…今後Vistaに移行しても日本語入力はこのまますんなり移行できるって安心感は大きいですな。本領を発揮するのはVista移行後になりそうですけど、買って良かったとは思っています。

新・愛ゆえに

 ちょうど一週間前にNHK BS2で放送された「日曜シアター 山川静夫の新・華麗なる招待席」なる番組をビデオに録っておき、先日見ました。この番組を見るのは初めてだったんですが、お芝居を放映する番組なのかな?で、その演目がなんと「サクラ大戦歌謡ショウ“新・愛ゆえに”」。去年の夏に上演された、「サクラ大戦歌謡ショウ」の最終公演ですな。
 一応説明しておくと、セガサターンで始まったゲーム「サクラ大戦」シリーズは「舞台」というのもテーマです。なにせ、花組の表の顔は“帝国歌劇団”ですからね(巴里も紐育も同様)。で、「1」での劇中劇が“愛ゆえに”だったのですが(「オンドレ様~っ!」ってヤツですなw)、これを声優さんたちが直接自分の役のコスプレした上で現実の舞台で再現したのが、「サクラ大戦歌謡ショウ」一番最初のネタ。今回の“新・愛ゆえに”でも、第三部の劇中劇として再演されます。
 いやはや、見る前までは「天下のNHKの電波にのっけて放送していいのか」「よほどNHKもネタがないんだな」とも思ったわけですが(物凄く失礼)…実に充実したお芝居でした。ちゃんとした、立派な劇になってました。さすがに10年もやってると様になるんですな。面白かったですし。ゲーム画面でのキャラクターとは 似ても似つかぬ ちょっと違うイメージの声優さんたちの姿が、本当にそのキャラに見えてくるから不思議です(カンナ役の田中真弓さんだけは、田中真弓の地でいっちゃってる気がしましたがw)。声優さんたちの偉大さを実感した3時間でした。こんな立派な舞台だったなら、一度くらい客席から見ておけば良かったかなぁ(東京まで見にいくことはムリだけど、過去には大阪公演もあったし)。
 唯一残念だったのは、織姫・岡本麻弥さんが出てなかったことですな。「織姫はイタリアでいい舞台の話があってそっちに行っちゃった」「人生いろいろだから仕方ない」って何だよw。なんか出られない大人の事情があったんですかね。
 
 「サクラ大戦歌謡ショウ」も終わり、これから「サクラ大戦」はどうなっていくんですかねぇ。「サクラ大戦物語 帝都編」ってのがセガのPS2の発売予定表にあることはあるんですが…「ミステリアス巴里」の二の舞になりそうで恐いですしねぇ(あれは酷かった)。舞台をPS3に移すことはあるのか、このまま消えていく運命なのか。どうせなら、360に来てくれるといいのになぁ。個人的に「サクラ大戦」はマイナーハードでこそ輝く花(ゲーム)だと思っているのですけどねw

PMA07

 米国最大の写真関連イベント「PMA07」が日本時間の今日ぐらいからラスベガスにて開催されているんですな。
 そこで、レンズメーカー・シグマがこんなレンズを参考出品してきました<公式発表ページ>。ちなみに参考記事はこちら
 なんですか、この本マグロみたいな巨大レンズはw
 望遠を使わない私には全くもって必要のないレンズですが…いやはや、一度でいいから使ってみたい気がする(本当に一度だけでいいですw)。500mm(うちのD200/D70だと750mm相当)、F2.8ってどんな感じなんだろう?暗い300mmまでしか見たことないからなぁ。
 
 あと、ソニーが新型αを出すようですな<記事>。
 うーむ、フルスペックモデルとハイアマチュア向けモデルっすか。ニコンでいうと、D2クラスとD200クラスになるのかな?D200クラスは対抗馬不在ですからねぇ。αがこのクラスで凄いのを出してきたら……ぐへへへ。ヨダレが出ちゃうくらい凄いのを出してもらいたいもんです。そしたら、私のαシステム復帰もありうるかも?(モックアップを見る限りは、デザイン的にD200を上回ることはなさそうですけど……)。
 オリンパスのフォーサーズもついにラインナップ一新みたいだし<記事>、今年もデジタル一眼レフは新型がポンポンと発売されて面白そうです。

三脚

 以前書いた通り、うちの中型三脚が壊れて室内撮影に支障をきたしていたわけですが…仕方ないので新しいのを購入しました。
 今回買ったのは、スリックの「スプリント PRO 3WAY BK」ってやつです<メーカー紹介ページ>。そこそこの大きさで、ガバッと 股を開く 脚を広げることでローポジションにも対応できるタイプですな。諭吉さん+α払ったことだし(シクシク……)、今度こそはD200でビシバシと写真を撮りたいもんです。
 でも、今回も懲りずにクイックシュー式(※選んだのが、たまたまクイックシュー式だっただけです)。耐荷重は2kgとあまり余裕もないよーな?(ちなみに、D200+60mmマイクロで約1270g。最近の撮影では使ってないけど、スピードライトSB-600をつけると約400g追加……そうなると結構ヤバいw)。
 まぁ、大丈夫でしょう。はっはっはっ。
 これを使った写真は、そのうちアップする予定。

ガンダム無双 ~その3

 “ORIGINAL MODE”は最初ドモン(「Gガンダム」)編、ヒイロ(「ガンダムW」)編、ロラン(「∀ガンダム」)編の3つを選べますが、“OFFICIAL MODE”をクリアするとシナリオが追加され、“ORIGINAL MODE”をクリアしていくと、条件に応じてさらにシナリオが追加されていきます。で、とりあえず、ドモン/ヒイロ/ロラン編をクリアしてみました。
 シナリオは仮想空間での話なので、話はぐちゃぐちゃw。もう何が何だかわからないんですけど(細かいことを考えてはいけないw)、私は“OFFICIAL MODE”よりこっちの方が好きですね。「三國」も「戦国」も史実からはかけ離れてますから「ガンダム」だってストーリーから大幅に外れた方が“無双らしさ”は増すのかもw。いやはや、「アムロのRX-78-2もカミーユのMSZ-006もエマさんのRX-178もジュドーのMSZ-010もみーんな叩き斬る!」ってのはなかなか爽快といえば爽快ですな(どれも硬くてなかなか斬れないんですけどね……)。
 最初にやったロラン編では、「SD(=Super Déformer)ガンダム」の世界からやってきた「武者ガンダム(頑駄無)」が極悪で随分苦労させられましたけど、逃げ回って回復し、SP攻撃3で発動する究極破壊兵器“月光蝶”を当てまくって何とか勝利(∀はちょっと弱すぎかも。せめて“月光蝶”はもっと強い攻撃でよかったんじゃないかなぁ?)。ドモン編では「ドモンて相変わらずレインに冷たいんだなー(けど、こういうヤツばっか女にモテるんだよな……シクシク)」とか思いながら、蹴って殴って師匠に勝利。Gガンダムは相当強いユニットっす。クルクル回ってさえいれば、もう、余裕かと。ヒイロ編ではヒイロの「任務バカ」っぷりと味方キャラになるジェリドのアホっぷりにニヤニヤしながら、プレイしてました。ストーリー進行にリリーナ嬢が出てきてくれればなお良かったんですがねぇ(兄のミリアルドがエピオンを駆って敵として出てくるわけだし)。それにWガンダム・ゼロもできれば羽をまとった“カスタム”(下の写真の機体・3/15写真追加)の方が良かったんですが…変形後の飛行性能がやたら良かった(気がする)からいいとするか。ちなみに、Wガンダム・ゼロはSP攻撃が強すぎます。特にSP3の回転攻撃……正直、あれは反則技ですw
 「ガンダム無双」を今後もシリーズとして続けるのであれば、“ORIGINAL MODE”を充実させるべきですな。「ガンダム」はそれこそキャラクターの宝庫ですから、セリフだけのキャラでもいいから「これでもか!」といわんばかりに数を出せば、本当にものすごいゲームになりそう。良くできたゲームだとは思うのですが、「ちょっと残念」な点も結構あるので……「三國無双」が「2」で大化けしたように、「ガンダム無双」も次回作があるのなら大化けしてもらいたいものです。本当に“神ゲー”になりうると思いましたよ。
 
 そうそう、今日ヨドバシ梅田に行ったんですが、なんと「PS3売り切れ」の貼り紙が!しかも「次回入荷未定」の文字が!!うお、久しぶりに見たぞ、その言葉。正直、ビックリしました。「ガンダム無双」でPS3にも少しは“勢い”がついたんですかねぇw

ガンダム無双 ~その2

 ジュドー編は、“OFFICIAL MODE”で最初から選べるんですが、MISSION 02までしかありません。今回の「ガンダム無双」ではプレーヤーの能力値が使用キャラの能力値“パイロットレベル”と登場モビルスーツに対するキャラの熟練度“モビルスーツレベル”によって決定されるのですが、ジュドー編ではMISSION 01をZガンダムで戦い(一度クリアしない限り、機体の乗り換え不可)、MISSION 02でいきなりΖΖガンダムに乗って最終決戦に望むという形になります。つまり、ジュドーのΖΖガンダムに対する“パイロットレベル”を上げられないまま、凶悪なハマーンのキュベレイと戦うことになるのです。これが辛い。MISSION 02の中で3度ハマーンを退けてやっと最終決戦なんですが、その最後のハマーンがやたら強くて、もう死ぬ死ぬ(当然防御はしっかりやった上で、ですよ。「EASY」なのにw)。シロッコ編では、ジ・Oが強力だったんでシロッコの“モビルスーツレベル”が低くとも苦労しなかったんですが、ΖΖガンダムは中途半端で…結局、「体力的にやばくなったらその場から逃げ、ステージ内にある回復アイテムを取りに行って、回復後に再戦すればよい」って気づくまで死にまくりました。まぁ、体力回復しつつってのは「無双」では普通のことなんですけど、それまで回復せずとも何とかなってたので、つい熱くなってしまい、ストレス溜まりまくりでした。
 で、ジュドー編クリアで解禁のハマーン編(MISSION 03まで)はキュベレイのオールレンジ攻撃が強く、問題なく終了。これで“OFFICIAL MODE”は全クリアっす。共通のステージが多いので、慣れてしまえば時間をかけずにクリアすることも可能ですな。
 “OFFICIAL MODE”通しての感想は…今ひとつって感じですかねぇ。原作に沿ったモードといってますけど、原作に照らすとおかしなところばかりが目につきます。「ガンダム」にしては登場人物が少なすぎるんですよ。ソロモン戦ではドズル中将、ア・バオア・クー戦ではギレン総帥の声と顔が出るだけでも印象はだいぶ違っただろうに(ケチったかw)。ことにPS陣営には「連邦vsジオン」「エゥーゴvsティターンズ」という再現度抜群のゲームがありましたから、あれらと比較するとどう見ても辛いものがあります。それにジュドー編の短さに代表されるような手抜き感がちょっといただけません。あんなテキトーに「ガンダムΖΖ」を作るなら、入れなきゃよかったのに。「G」「W」「∀」みたいに“ORIGINAL MODE”扱いにしてもよかったんじゃないですかねぇ。「BD-ROMは大容量!」と豪語するなら、PS3のゲームにはそれだけ分のデータを詰め込んでもらいたいもんですな。
 あと、システム的にも「どうかなぁ」って点がいくつか。まず、攻撃連携が5段(4段しかないように思えるけど、マニュアルによれば通常は5段みたいっす)までしかないってのがもの足りません。ブーストダッシュとか「三國」「戦国」とは違った連携パターンもあるんで、「通常攻撃でも10段あるのは当然だ」とは言いませんけどね…ちょっと寂しいっすな(このあたりはお得意の「猛将伝」的追加ディスクで補足するつもりなんですかねぇ?)。それに、フィールドシステムを採用し、そのフィールドを占拠するのが面倒な割にはあっさり奪還されちゃうのがなんとも言えず不愉快っす。隣接フィールドも落とすことで多少耐久力が上がりますけど、落とされる時は本当にあっさり落とされます。「Empires」の拠点より数段持ちは悪い。敵が湧いてくる勢いがこちらの何倍もあるので、当然と言えば当然なんですけど…「やばいから助けに行けー」みたいなことを通信でピーピー言われるといい加減腹が立ってきます。そうそう、その通信で「あっちへ行け」「こっちも行け」みたいに矛盾した命令下されるのもイヤですねぇ。
 こうして不満点を並べてみるとわかるのですが、このゲームは「三國無双」よりも「戦国無双」に近い感じがします。私はお手軽な「三國無双」が好きで、あれこれ苦しめらめる「戦国無双」は嫌いなんで、「戦国」に近い「ガンダム無双」も批判的に見てしまうのかもしれません。まぁ、なんだかんだ言ってもプレイし続けてるわけですから、ゲームとしては十分面白いんですけどね(初代「戦国無双」はイヤになって投げましたからw)。
 
 さて、今度は“ORIGINAL MODE”ですな。で、今日からロラン編を始めて見たんですけど…ん?何か、こっちは面白いかも。これについては、後日“ORIGINAL MODE”をやりこんでから書こうと思います。

ガンダム無双 ~その1

 ついに来ましたね~「ガンダム無双」発売日(※3/12写真追加)。現状ではPlayStation3の“切り札”的ソフトです。これの後は「パワースマッシュ3」ぐらいしか目玉になりそうなソフト、ありませんからねぇ。「ガンダム無双」発売で、少しは世間の目がPS3にも向けばいいのですがw
 で、肝心のゲーム内容はというと…「十分合格点だが、ちょっとビミョーなところも」って感じかな。
 
 まず、うちのPS3は現在21型SDトリニトロン管につながってるのですが、このゲーム、4:3表示には対応していません。対応は16:9オンリーらしく、上下に黒幕が出ます。別に左右を切って中央部のみ全体表示にしてもいいような気がしますが…まぁ、これは360版「真・三國無双4 Empires」でも同じなのでしょうがないか。
 次に、ゲームは原作に沿った“OFFICIAL MODE”と、地球に接近しつつある謎の惑星に時空を超えてキャラが集結している“ORIGINAL MODE”の2種類があります。で、私は昨日今日と“OFFICIAL MODE”をやりました。とりあえずは、一年戦争の英雄アムロ・レイでプレイ。難易度は3段階で一番簡単な「EASY」に設定。
 うお、MISSION 01はいきなりオデッサかよ(サイド7から北アメリカまでは無視かw)。をを、ザクがザクがザクがワラワラしてる!これを斬って斬って斬って……ああ、ガンダムで「無双」っすよ。モビルスーツはバンダイのMG(マスターグレード)あたりをモデルにしてるらしく(ガンダムMk.ⅡとかΖガンダムなんてMG Ver.2.0そのものw)、なんかうちに飾ってあるプラモが画面内で暴れ回ってる感じ。なんか、斬られたあとの壊れ方も、プラモがクラッシュしたみたいな感じでどことなく可笑しいw。この「ガンダム無双」では“フィールド”という概念がありまして、オデッサ作戦ではこの“フィールド”を増やしていきます。なんか、このへんは「無双」でも「Empires」的ですな。最初の敵大物は、オデッサでは既に死んでるはずのランバ・ラル。「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」のシーンが(原作でこのシーンはアジアに入る前なのだがw)。次が黒い三連星。そして最後に再びランバ・ラル…硬い。地道に削って倒すしかないんで、結構面倒っす。
 MISSION 02はジャブロー攻防戦なんですが…基地の外でガウ攻撃空母から降下してくる(本当に空から降ってくる)ジオンのMSをばったばったと斬ってたら、今度はジャブロー基地内にズゴックの大群が湧き出して、基地内を侵略され……基地の中に戻って応戦しろの何のと言われ、それの目処がついたら、今度は謎のモビルスーツが出現とか出て、本部が陥落寸前になり……その謎のモビルスーツはシャア専用ズゴックなんですけど、またこれが硬くて硬くて。なんか、このへんは「戦国無双」的です。
 MISSION 03はソロモン攻防戦。なぜかキシリア閣下が指揮していらっしゃるのですが、“ソロモンの悪夢”アナベル・ガトーが専用ゲルググで登場してびっくり。「うはっ、ガトーかよ」と喜んだのも束の間…硬い。凄く硬い。次に“赤い稲妻”ジョニー・ライデンがこれも専用ゲルググで登場して「あらま、ライデンかよ」。こちらも結構手強い。MISSION 04はア・バオア・クー戦で、ここでもライデン&ガトーが登場、特にガトーがめちゃくちゃ硬い。「あれ、シャアは?」と思ってたら、一年戦争終結・全軍撤退後にジオングで登場して一騎打ちに。ガトーを何とか倒した後なので、もう、ギリギリで勝利。疲れた……「EASY」でこれかよ。
 これにてアムロ編は終了。すると、“OFFICIAL MODE”のシャア編、“ORIGINAL MODE”のアムロ編が解禁になります。続いて、“OFFICIAL MODE”のシャア編をプレイ。MISSION 01はララァが死ぬ「光る宇宙」あたりの話で、専用ゲルググを使用。ゲルググのなぎなた攻撃、すんげぇ強いっす。次のMISSION 02が「大気圏突入」とか出たので「あら、ホワイトベースをガルマの所に送る話か」と思ったら…なんといきなりΖガンダムの話に。機体も百式に乗り換え。その百式の動きの速いこと速いこと。アムロのガンダムが「ちょっと動作鈍くないか?」と思ってたんですけど、今度は速すぎるw。でも、その分ビシバシ動けて面白い。いい気になってMISSION 04まで進めたんですが…グリプス2での最終決戦で、ハマーンとシロッコにボコボコにされてゲームオーバー。「EASY」だというのに、死ぬ時は簡単に死にますな。リプレイでは、コロニーレーザーを破壊されましたが、グワダンとジュピトリスごとハマーンとシロッコを葬り去ってなんとかクリアできました。
 
 それから、カミーユ編、シロッコ編(カミーユ編クリアで解禁。MISSION 02まで)とクリアして、ジュドー編まで来たんですけど、ここでつまずきました。長くなったので、以後は次回。