Bleumer的ケータイ機種変更 ~その2

 前回<こちら>の機種選定の結果、選ばれた931SH<メーカーページ>をしばらく使ってみた感想を今回は書いてみたいと思います。

まずは、大きさから。液晶が巨大なためにスライド部を閉じても1cmほど910SHより長いのですが、随分薄くなっており(8mm薄い)、「大きくなった」とはさほど感じません。重さも変わらないし(9g重いみたいですけど、誤差の範囲)。ただ、薄く作るためか、マイクロSDカードスロットが電池カバーの中に入ってしまってるのは大問題です。そもそも電池カバーが開けにくい上に、カードの固定がまたヘンな方式なので、出し入れがすごくやり辛い。SDカードを使う場合は、出し入れせずに済む大容量のものを最初から用意しておいた方が無難かもしれません。
次に、931SHの最大の特長である、3.8inchの巨大液晶。ケータイ売り場で現物なりモックなりを見れば一目で分かると思います。本当に大きく……というより、正直異様ですw。画面比率の関係で「iPhone」の液晶の方が大きく感じられたりもしますが、現物は尋常じゃない画面の長さに「呆れる」を通り越して笑えます。ちょっと前まで主流だった4:3の画面からすると横に2つ並べたようなもんですし、最近主流のワイド16:9からしてもさらに横長なわけで。ハーフXGA(1024×480ドット。XGAは1024×768)と称してるようですが、他にはない液晶なので、実際使ってみないとどんなもんかはわかりにくいと思います。
で、この巨大液晶、使ってみると……電話機能では特に使いやすいとかは感じませんし、また、Yahoo!ケータイでもさして違いを感じなかったりします(これには拍子抜けしました。なんでなんだろう?)。本領を発揮するのは、PCサイトへアクセスしたときとメールですね。PCサイトにアクセスすると横1024ドット表示が使えるので、PCそのままの表示ができるのは素晴らしい……が、縦480ドットと短すぎるのはちと問題(931SHとは関係ないけど、PCサイト閲覧はパケット定額でも安いプランだと別勘定になってしまうので、そんなに使えるとはいえないかも)。そこで、メールですよ。931SHのメール表示……これは、凄まじいっす。長文表示がこんなに見やすくて美しいケータイのメール画面は、今まで見たことがありません。910SHもVGAでフォントがきれいなのでかなりのもんでしたけど、それとも次元が違う。目が悪くなってしまった私みたいな人間にとっては、本当にありがたいですよ、この超高精細表示は。メールを頻繁にしてる人にとっては神機かも。1024ドットはダテじゃない!
そして、この巨大液晶はそのまま巨大タッチパネルでもあるわけで、931SHは全操作をタッチ式でコントロールできる“FULLTOUCH”ケータイなんですが……これについてはパス。タッチ操作が好きじゃないので、この機能使ってないんすよ、全然w。
タッチ操作しない場合、スライドすると出てくるハードキー操作部を使うことになります(キーだけで全操作可能だと思います。たぶん)。私の使ってきたケータイは、最初のがフリップ式だったけど、あとは全部折り畳み式でスライド式は今まで使ったことなかったから、狭い操作部にまとめて詰め込んだ感の強いキー配置が「どうかな?」って心配してたんですが……杞憂でした。つーか、まとめてあるので、指の動作範囲も少なくて済み、むしろ910SHより使いやすいっす。特に10キーが山状になってて、すごく打ちやすいのが素晴らしい。個人的にキーの操作感で最もいい感触だったV401D並にイイ感じ。レスポンスもいいし、画面エフェクトありでも結構サクサクと動いてくれますな(なしに設定すれば普通にサクサクです)。あと、スライド式だと「折りたたんで液晶保護」ができず、常時液晶ムキだしなのも気がかりでしたが……ま、保護シート貼っときゃ大丈夫っぽいですな。キズがつくこともなく、私の使い方では今のところ問題ありません。
また、ハイスペック機だけあって、機能は豊富です。ワンセグ受信も可能であり、ちゃんと伸縮式の専用アンテナも内蔵されてますが、伸ばすの不要なくらい感度は良好です。ただ、横向きで見た場合、低解像度のワンセグをWVGA(800×480ドット)まで引き延ばすので……画質的には厳しいですな。「なめらかフレーム補間」でカクカク感はなくなるんですけどね。ワンセグはウォークマンX<記事はこちら>で見た方がいい感じ。カメラは520万画素と500万画素の910SHと同等ながら、機能的には910SHの方が上ですね。といっても、AFついてるし、ケータイのカメラとしてはこれでも十分だと思います。

同じシャープ製の910SHからの機種変更だったので、操作の仕方はすぐに覚えられましたし、数日で慣れちゃいました(終話キーの配置が変わったので、そこだけ慣れなかったですが……最近はちゃんと押せるようになりました)。使いやすいケータイだと思います。自分なりのカスタマイズも、変更したその日のうちにだいたいは済ませましたが……問題なのは壁紙。横向きの1024×480ピクセルならともかく、縦向きの480×1024ピクセルなどという超縦長で都合の良い画像ってそうそうないんすよw。これには今も困ってます。電池の持ち具合も心配だったんですけど、巨大液晶の使い方次第です。たしかに液晶つけっぱなしだとあっという間になくなりますけど、メールチェックとかでちょくちょく使う程度なら、3日くらいは何とかもってくれますな。「案外持つんだなぁ」と思いました。
あと、使ってて驚いたのは、メールの初期設定が「自動受信」になってたことです。メールを受信したときに、いきなり全文表示されたので「え!?」ってなりました。J-PHONEのロングメール以来代々受け継がれてきた、メールの先頭部100字ちょっとの読み出し無料ってのがソフトバンクの良いところだったんですが……これを無効にする設定がデフォルトになったんですな(「手動受信」に設定変更すれば、今まで通り)。そういやソフトバンクは、最近読み出し無料サービスをウリにしてないんすよね。そのうち、こっそりやめるつもりなんですかねぇ……今回の「新スパボ改悪」といい、昔あった「ステーション」サービスを多額のパケット代をとれる「モバイルウィジェット」に化けさせたり、ソフトバンクは「ユーザーから金をむしり取ることしか考えてないのか」って思いましたよ。サービスの質が落ちまくってる。これ以上改悪が続くようなら、キャリア替えも真剣に考えないといかんかもしれませんな。

その昔使ってたJ-T08以来の赤x黒のカラーリング、美しい巨大画面、使いやすいキー……今のところ「931SHに変えて良かったな」と思ってます。
スパボ一括なので、月月割が続く2年間はこれを使うことになるでしょう。2年後のケータイがどう進化してるかはわかりませんけど、ハーフXGAがそう簡単に色あせることはないでしょうし、910SH同様長く付き合っていけるんじゃないかな、とも思ってます。

 以上、Bleumer的ケータイ機種変更でした。
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Bleumer的ケータイ機種変更 ~その1

 先日書いた通り<記事はこちら>、ソフトバンクの「新スパボ(月月割)」改定を知ったことから、久々にケータイを機種変更(買い増し)しました。具体的には、910SH<メーカーページ>から931SH<メーカーページ>に変えました。
SB_910SH   SB_931SH
 一括で払ったために費用がえらく高くついたんでまた2年以上機種変更しないことになりそうだし、いろいろ考えさせられたし、せっかくなので変更顛末記&931SH使用感みたいな形で2回に分けて記事にしたいと思います。

前機種・910SHは大変良くできた機種でして、個人的にケータイ端末として不満に思うことはなかったのですが……昨年何度か入院した際に持ってったりもしたので、傷やらなにやら外装的にはかなり痛んでました(※外装交換サービスを使えば新品同様になるんですけど、サービス未加入のため私は使えないんです。念のため)。また、今年になって新調した充電池に変えてみたもののあまりバッテリーの持ちは改善されず、「そろそろ限界?」って思ったりもしてました。さらに、入院中(当然ながら)PCから離れた生活だったので、「ケータイのネット機能ってのも案外重要なんだなぁ」と初めて思いましたし、その入院中にニュースで見たケータイというよりネット端末な「iPhone 3G」がすごく羨ましく思えたりもしました。そして、今年6月に「iPhone 3G」の改良型「iPhone 3GS」が発売になったのも知ってましたし、実は店頭で一通りチェックしてみたりしてました。
そんなところへ、先月になって「新スパボ」改定ときたわけです。前にも書きましたが、支払いは一括で済ましたい上、ほぼ基本使用料しか納めてない私のような人間は、基本使用料が「月月割」対象外になると事実上端末購入割引を受けられなくなってしまいます。
「それは困る」となり、910SHにして2年以上経ってるし、最終的に「ここらが変え時」と判断しました。

機種変更するとなると、次は「どの機種にするか」を決めなければなりません。
そうなると、まず候補になったのは「iPhone 3GS」です。通信コストが跳ね上がるのは確実だけど、「いつでもどこでもネットに繋がる」ってのは凄く魅力的。appleの携帯デバイスのインターフェイスが素晴らしいのは4th iPod nanoでよくわかってるし、実際の「iPhone」に触っても実に面白そうだったし、「今までとは全く違う、新しいケータイライフ」になるのは間違いない。気持ちはかなり傾きました。
しかし……よくよく考えると、「iPhone 3GS」にはマイナス面も多いんですな。いくら使いやすく改良されてるとはいえタッチ操作というのは個人的に好きになれないし、前にも書いた「おサイフケータイ」に代表される日本固有のサービスへの不対応も痛い。そして私的にはiPod機能は不要な上に、最も致命的だったのは「iPhone」が3.5inchと大画面ではあるが解像度は480×320ドットと中途半端で、VGA(640×480)の910SHにも大きく劣るところです。壁紙に拘って史上初のQVGA(320×240)機・J-T08やVGA機・910SHを使ってきた私が、今さらVGA以下に戻るわけにはいかないんすよね。さらに、通信コストが高いのはやはり厳しく、今契約してるオレンジプランは「iPhone」に合ってないこと(使えないわけじゃないんですけど、事実上ホワイトプランにするしかないですな、料金的に。けど、縛り期間が更新されてしまったので、私は今プラン変更するわけにいかないんすよ)、その上「iPhone」専用USIMカードに変わるので910SHを予備機として使えなくなってしまうのも3Gの買い増しとしては極めて痛かったです。
というわけで、機種選びは、純日本的なケータイで、かつVGA以上の解像度を持つものに絞られました。
けど、そうなると、ソフトバンク端末では使い勝手とかの点で事実上シャープ製端末に限られちゃうんですよね。となれば、ハイスペックの9xxシリーズが狙い目。
で、残ったのは、931SHと932SH<メーカーページ>と933SH<メーカーページ>でした。そうなったら、あとは好みです。店頭でモックを見て、色合いや持った感じや使い勝手で判断します。
最初に見たのは最新の933SH。910SH以来の二重ヒンジでカメラ機能を特に強化しているところなど「やっと出た910SHの後継機」といった端末です。が……デザイン的にミョーに薄く、そのペラペラ感に違和感を覚えたのと、色合いや質感が私の好みに合いませんでした。また、910SHを予備に持つ以上、似た性格の機種は避けた方がいいかとも思い、パス。
次に見たのが、932SH。ダブルワンセグチューナーを搭載したサイクロイドスタイルの端末です。これを本命にしてたんですが……色合いと質感がどうしても私の好みに合わず、パス。
結局、931SHが残りました。解像度で「iPhone 3GS」を蹴ったわけですからその点で最強の端末がこれだったこと、赤の色合いが比較的好みだったこと、タッチ操作を一切せずとも操作可能でありかつキーの感触が良いことが気に入りました。
でも、本当は積極的に「これ!」って決めたわけじゃなかったりします。実は、売り込みに寄ってきた売り場のオネーサンが結構かわいくて、あれこれ話してるうちに(気分的に)他を選べなくなって、これになっちゃったんです……あははは。

と、オチ(?)もついたので、変更顛末記はこのへんで。
次回は、新機種・931SHの使用感を書きます<こちら>。

買い増し

 去年末に私のケータイ・910SH用の交換用電池パックをゲットして、今年からその充電池で頑張ってもらってたんですが……
先週、ソフトバンクの「新スパボ(スーパーボーナス)」について改定されるとの記事<こちら>を読みまして、愕然としました。
私は「ローンで買う」というのがどうにも嫌なので、支払いは一括で済ましたい。その上、私は普段ソフトバンクにほぼ基本使用料しか納めてない人ですから、その基本使用料が「月月割」対象外になってしまったら、事実上端末購入割引を受けられなくなってしまいます。
「これは、改悪以外のナニモノでもないではないかぁぁぁっ!!」

というわけで、泣く泣く機種変更(3Gなので買い増し)してみました。
この際ソフトバンクの“切り札”的端末・iPhone 3GSにしようかとも考えてここ数日ネットを調べ回ったんですが、契約がビミョーに変わる(USIMカードが変わる)ために910SHを予備として使えなくなってしまうのと、iPhoneの日本へのローカライズ(おサイフケータイとか)がまだ十分じゃないのが気になって、今回はやめときました。
で、何にしたのか……ってのは、後日改めて書く予定<アップしました。記事はこちら>。つーか、今度のは今まで使ってきたのとは随分と違ってて、まだなにがなんだかわけわからん状態のために、書きたくても書けんのですw
だがしかし……ふっふっふっ、今度のはちょっとスゴイですぜ。これならあと10年は戦える!(かも?)

電池パック SHBAV1

 昨日のK-1ワールドGP2008ファイナルをテレビで見たんですが……決勝戦にはガッカリしました。反則で優勝が決まるなんて、あまりにつまらんですよ(昨日のレミー・ボンヤスキーは優勝に値するとは思いましたけどね)。
 興行的な問題があるんだろうけど、やっぱ1日3試合勝ち抜きってシステム自体がムリありすぎなんじゃないかなぁ?準々決勝と準決&決勝を分けるor決勝だけでも別の日にするとか、何とかした方がいいと思います。
 
 それはさておき、今日の話題は久々にケータイですよ、ケータイ。
 私はソフトバンクでシャープの910SHって端末を使ってるんですが、先代の端末・V603SHから機種変更してからそろそろ2年になります。
 そこで、「機種変更(3Gなので買い増し)じゃ~!」といきたいところなのですが……別に910SHで困ってないし、むしろ満足しちゃってるし、ワンセグも別にいらんので、変える(買い増す)気になれないんですよね。それに、今の機種変価格を見たら、たぶんその場で卒倒してしまいそうだし(今年一度も価格表見てないんすよ。8まんえん9まんえんとか平気で書いてありそうだなぁ……恐ろしい)。
 だがしかし、2年近くも同じ端末使ってると、充電池がもたなくなってくるんすよ。
 というわけで、ゲットしてみましたよ。交換用電池パック(商品コード:SHBAV1)ってやつを。
 電池パック
 実はケータイ端末用の充電池だけを手に入れるってのは初めてだったりします。今までは充電池の寿命が尽きる前にさっさと機種変更してきましたから、交換する必要がなかったのです。
 交換用電池パックを手に入れるにはソフトバンクショップに行けばいいんですけど、自宅の近くにないし、取り寄せになると面倒なので、ソフトバンクのオンラインショップに直接頼んでみました。充電池は毎月溜まっていくポイントと交換でき、910SHの場合は2000ポイントで交換できました。4日で届いたので、そのへんのネット通販に頼むのと同じ感覚ですな。あっさり届いてくれたので良かったっす。
 まだ古い充電池でも2~3日くらいは動くので(ビシバシ使うと数時間しかもちませんがw)、新しい充電池は年明けあたりから使おうかと思ってます。電池交換して、まだまだ910SHには働いてもらいますよ。
 ただ……こんな感じで機種変更をしない人が増えていくと、端末メーカーは大変でしょうな。実際、料金体系変更の影響で販売台数が落ちてきているところへ、この不景気ですから。まぁ、「エコ」「もったいない」「エコ」「もったいない」とうるさい世の中だし、仕方ないともいえますけどね。

Bleumer的ケータイ事情 ~その5

 最近、ケータイ端末の機種変更の価格、高くなってますよねぇ。一昔前なら3万もすれば「めちゃくちゃ高い!」と思ったもんですが(もっと前には高くても1万強とかで、新規より機種変更の方が安かったこともあった)…今では上級機なら4万とか5万とかいう数字が普通にどのキャリアでも並んでます。
 その中でも群を抜いて高いのが、SoftBank。
 今回機種変更した「910SH」は現在のフラッグシップ機でありますが、その値段表の先頭にはなんと、80000を超える数字が!うっ、ごっ、がっ、げげっ、何だそのありえない数字は!!「高すぎる」と評判の某PS3(60GB版:約60000円)が安く思えちゃうぞ!!!
 とはいうものの、本当はそれくらいする高価な機械なんですよね、ケータイ端末って。だいたい、高精細液晶+それを高速動作させるグラフィック処理能力、一昔前のPDA(=ザウルスとかクリエみたいな携帯情報端末)並の各種機能やメール、ゲームアプリを高速に処理する能力、デジカメ機能、音楽プレーヤー機能、中にはTVも映ったりGPS通信機能でナビゲーションまでできるものもあり、その上高速通信の処理能力+電話としての基本機能……完全に携帯型ネットコンピューターなんですもの。本気になれば、Windows98くらいなら動いちゃうんじゃないですかねぇ?そんなバケモノみたいな機械が、3万とかで買える方がおかしいんすよ。よくよく考えれば。
 これが可能だったのは日本独特のビジネスモデル“インセンティブモデル”故なんですな。簡単に言うと、本来8万円してる端末の代金はちゃんと徴収するが、客からいきなり全額徴収することはせず、まずは通信キャリアが“販売奨励金”って形で5万円ほど肩代わりしておき、高い使用料をとることでその5万円を毎月ちょっとずつ回収してたってわけです(※値段は仮定ですよ)。
 ただ、最近、この“インセンティブモデル”が崩れ出してるんですよねぇ。日本の携帯キャリアが端末の機能を恐竜的に進化させていったことで、数ヶ月でポンポンと機種変更する人間が増え、肩代わりした5万円が使用料を高めに設定するだけでは回収できなくなってきたんですな。そこで、役所(総務省)まで乗り出してきて“インセンティブモデル”を改めようって動きになったわけで、その一環として機種変更価格が上がってきていると(ただ、“インセンティブモデル”に乗っかって次々に新機種を出し、旧機種では対応不可能な新サービスを後付けしまくり、機種変更を煽ってきたのはキャリア自身じゃないか!と私は思いますけどね)。
 そして、それを更に進めたのが新たに通信キャリアとなったSoftBank。より直接的な端末代金の回収に乗り出したってわけです。そのために表示されてる値段が、先の80000を超える数字。これ自体は私は評価してます。さらに、SoftBankは“インセンティブモデル”に頼らないということを実証すべく、それによる最大の弊害である「高い使用料」を取らないことを「ホワイトプラン」という形にしてきました。PHSで唯一生き残ったウィルコムの完全定額制みたいな例外を除くと、こんな“改革”をやってのけられたのはあれやこれやをひっくり返してきたSoftBankだからでしょう。“インセンティブモデル”なんてない英国の企業であるVodafoneですらできなかったことをやったんですから、大したモンです。だから私は「ホワイトプラン」も高く評価しています(選択はしなかったんですけどねw)。
 でも、何の説明もなしにいきなりあんな額を表示されたら、普通の人はビビりますわな。そこで、SoftBankは“インセンティブモデル”の功罪を客に説明の上で理解を求め……ることはせず、“スーパーボーナス”(以下“スパボ”)なるものを提案してきました。公式紹介ページはこちらっす。読んでみて、これが「端末購入代金の支払い方法の説明」だってわかるでしょうかね?私はわかりませんでした。悪く言えば、「何かの割引」だと見せかけているように思えます。SoftBankは説明することをハナから諦め、損得の話にしてごまかす方を選んだのでしょうな。ここは全くもっていただけません。理念はすばらしく、やってることも契約者にとって悪い話でもないのに、まるで騙して契約させるかのようなやり口……これじゃ怪しまれても仕方ないですよ。
 “スパボ”は、私的には端末代金の回収方法を“インセンティブモデル”から直接8万円払わせる形にする中間形態だと考えます。分割払いにすることで端末代金はキッチリ徴収する代わりに通話料に割引を施すんすよね(これがまたややこしいんだけど)。契約者は「ホワイトプラン」のような割安な契約とセットなら利益になるわけです(※但し「ホワイト」だけだと割引で基本料金がチャラにはならないらしいので注意)。この辺もごまかさなければいいのに、店頭では「持ち帰り0円」とか言ってますよねぇ……ああいう売り方は良くないと思うぞ、本当に。“業界の改革者”になりたいなら、説明責任を果たせ、SoftBank。
 というわけで、私は今回「910SH」の機種変更で“スパボ”契約はしませんでした。「V603SH」も2年弱使いましたし、機能的にも長く使えるだろうと思い高機能機「910SH」を選んだので2年縛りは別に構わなかったのですが(そもそも使用契約の「自分割引」で2年縛りくらってるんだしw)、分割払いはしたくなかったですし、かといって“スパボ”一括払いの7万とかは払えないし。それにオレンジプラン(X)ってのは割安とはいえ“インセンティブモデル”での料金プランですからねぇ。だったら“インセンティブモデル”に基づく普通の機種変更価格(あれこれ引かれても卓上ホルダーつけて約3万……やっぱり高いなぁ)で「910SH」を頂いても文句言われる筋合いはないだろうと。店頭ではあれやこれや言われたんですけど、非“スパボ”でさっさと話を進めてしまいました。
 でも、SoftBankで“インセンティブモデル”に基づく機種変更手続ができるのは今回が最後かなと思ってます。今月15日の値上げがその兆し。来年とかには“スパボ”契約するしかないようになるでしょうな。そうなってしまった上で機種変更(3Gなら買い増し)することになったら、どうするかなぁ。でも、来年には他キャリアも“インセンティブモデル”な今の値段は維持できなくなってるかもしれないし……どうなっていくんでしょうね、これからのケータイ事情は。
 
 以上、Bleumer的ケータイ事情でした。

Bleumer的ケータイ事情 ~その4

 今回は、私の選んだ契約プランについて。
私はケータイをあまり使わない、いわゆる“ライトユーザー”です。使い途の大部分はメール。たまに通話。ウェブはアプリとか何らかのデータ(TSUTAYAのオンラインクーポンとか)を落とすときぐらいです。平均すれば、使用料金が月1000円いくかいかないかぐらいっすな。
ですが、Jフォン関西と契約するときは今までケータイを持ったことがなかったわけですから、自分がどの程度使うかなんて全く見当もつかなかったわけです。
というわけで、私は「トークパック(S)」という料金プランを選びました。基本使用料3900円/月・無料通話分が1900円、というものでして、「まぁ、月に1900円分の無料通話分があれば、十分足りるだろう」って予測して選びました。あと長期契約オプションとして「ずっと」というものをつけました。これはJフォンでも一部地域のみつけられたもので、最初に2000円払うとメール料金が半額となり(※パケットは除く)、かつ12ヶ月通常料金を払い続ければ次の3ヶ月間は基本使用料がタダになり(※その後また12ヶ月通常料金を払えば3ヶ月無料、それを繰り返す)、最初の無料期間以降は基本使用料も15%割引となる、というもので期間縛りや解約縛りもなしでした。Jフォンは関西地区でシェアが弱かったために、こんな出血大サービスなオプションが当時つけられたんすよ。長期利用割引も併用可だったので、ここ数年は常時30%引きにまでなってましたね。
3Gにすれば、こんなありがたい契約をわざわざ破棄することになるわけですから、なかなか3Gにすることができなかったわけですが…今回3Gにするに至った理由の1つは、SoftBankが「オレンジプラン(X)」という料金プラン(※改定により、今は存在していません)を導入したことです。“オレンジ”とはすなわちauのイメージカラーでして、「オレンジプラン(X)」とはauのCDMA-1Xの料金プランをコピーしたプランです。MNP開始に伴い、auからの転入を狙って作ったんでしょうね。その「オレンジプラン(X)」のエコノミーってのを契約しました。基本使用料3969円/月・無料通話分が2100円となります。
SoftBankには他にも、ドコモのコピーである「ブループラン」<公式紹介ページ>、auの現行WIN機用「オレンジプラン(W)」(※改定されて、現在はオレンジプラン(WX)になっています)、物議を醸した「ゴールドプラン」<公式紹介ページ>、最近話題の「ホワイトプラン」<公式紹介ページ>が選べますが、私が「オレンジプラン(X)・エコノミー」にした理由を箇条書きにしてみましょう。
無料通話分
ホワイトプランの登場で無料通話分不要論も強まっているようですが、私は不要とは思いません。私にとって無料通話分とは安心料&リミッターなのです。「無料通話分内なら支払額は増えない&無料通話分内に使用料を抑えよう」と考えるからです。現にそうすることで、私はケータイの使いすぎをせずに済んできました。今回は6300円という上限はあるものの、繰り越しも可能ですしね。
通話の15秒単位課金
「トークパック(S)」は分単位課金でしたからね。分単位での値段は一緒(42円)でも、きめ細やかな分、ムダな料金を払わずに済みます。
パケット代金
パケット割引やら定額やらもなしで1パケット=0.105円ってのはすごいです。私の場合、今までの1/3で済みますよ!
オプション「自分割引」
2年縛りとなりますが、基本使用料最大52%割引。これが契約の決め手です。SoftBank独自のプランというのは、利用期間を考慮しません。特に「ゴールドプラン」が発表されたときは他に選択肢がなく「長期利用者切り捨てだ!」とネット上で騒がれ、私も同意見でした。が、「オレンジ」や「ブルー」では利用期間が考慮されることになりました。結果、この自分割引を適用することで長期利用者は支払額以上の無料通話分を使えることになったのです。これはちょっとすごすぎっすよ。
とまぁ、こんなところですかね。
実際選ぶので悩んだのは「ホワイトプラン」にするかどうかだったのですが、私の場合は
△「ホワイト」は基本使用料こそ破格だが、完全従量制であり、月1000円前後をパケットで使っていた私にとって「オレンジ・エコノミー+自分割」と比較して安いかはかなり微妙である。
△SoftBank(Vodafone/Jフォン)同士での通話を実は今までしたことすらない(マジです。Jフォンと契約したのは前回書いた理由の他に「周囲にJフォン使いが誰もいなかったからマイナー精神をくすぐられた」ってのもあったりしたこともあって、話すのは通常回線かドコモ/auや関西で強いツーカーばっかw)ので、規定時間内通話無料って言われてもほぼ意味がない。
△あれこれありながらも移ることなく長く留まっている身としては、「利用期間全く考慮せず」って扱いには抵抗感がある。
というわけで選びませんでした。後述しますが、「ホワイト」は革新的で良くできた料金プランだと思ってます。ただ、私にはもう一つ合ってなかったってことですな。
 キャリア選びもそうですが、料金プラン選びってのも、まさに十人十色・十人十プランだと思います。予算も使い方も人それぞれな以上、「これだ!」ってのを選ぶのは大変なことです。ここに書いた私の考え方も1つの例に過ぎません。こんな考え方もある、くらいに読んでいただければ幸いです。
次回は、最近えらく高くなった端末購入代金について書きます。

Bleumer的ケータイ事情 ~その3

 ケータイの機種変更すると共に、契約も変更しました。以後は、そのあたりのことをつらつらと書いてみます。
 まずは、キャリア選びの点から。
 私はJフォン関西という企業と携帯電話を使う契約をしました。今から6年ほど前のことになりますが、携帯電話はそのJフォンが初めてで(ポケベルなんかも持ちませんでした)、ずっとそのまま使ってます。したがって、未だキャリア替えをしたことはありません。
 そもそもJフォンを選んだ理由は、
高機能端末が多かった
 J-D03のことを先に書きましたが、写メールなど最先端機能を最初に実装するのはJフォン端末が多かったのです(au端末が多機能化したのは第3世代になってからだし、ドコモ端末が機能的に強化されたのもここ数年の話ですな)。
契約内容が私に合っていた
 詳しくは後述しますが、通話・メール・ウェブとちょっとずつ使うであろう私にとって、無料通話分をどれにも割り当てられるJフォンのプランは魅力的でした(よく覚えてませんが、当時は、何にでも割り当てられないキャリアがあったような気がする)。
メールのシステムが強力だった
 当時、Jフォンのロングメールという全角3000字送受信可能のシステムは他キャリアよりも強力でした。しかも、冒頭192文字読み出し無料というシステムは非常に魅力的でしたね(強力すぎたために、その後Jフォンはパケット通信に出遅れるのですが)。
ステーションが魅力的だった
 長電話など苦痛でしかない(面と向かっての会話ならいいんですけど、電話はキツい…)私がケータイを持ったところで電話機能をそうそう使うとは思えません。当時はメルマガも少なかったですし。というわけで、月100円で情報を毎日毎時配信してくれる他キャリアにはないこのサービスは魅力的でした。実際、この魅力が、3Gへの移行の最大の障害でしたからね。なんとか3Gでも再現できないですかねぇ。
当時のJフォンには“勢い”があった
 写メールブームの直前だったんですけど、当時のJフォン関西には“勢い”があったのです。ちょっと前のauみたいな感じですな。SoftBankにもそのうち“勢い”が出るんですかねぇ(最近は少し追い風が吹いてるのかな?)。
 ってところですか。
 
 その後、JフォンはVodafoneとなり、今ではSoftBankになっちゃったわけです。
 で、先にも書きましたが、私はJフォン時代のPDC利用契約のままだったため、3G端末に機種変更するにはSoftBankのままでも契約変更する必要があったのです。でも、SoftBankに特別恩義はないし、MNP(ナンバーポータビリティ)も始まったことだし、契約変更じゃなくキャリアごと変更してしまうって方法もありました。で、いろいろ考えたですが、結局、私は他キャリアに替えようとは思いませんでした。
 その理由としては
端末は今なお魅力的
 機能的にはどこも似通ってきましたが、デザインは傾向がありますな。最近のドコモ端末はシャープな感じでなかなか良いと思いますが、auの端末はちょっと…。Vodafone末期は?な機種があったけど、SoftBankになってまたいい感じのデザインになりつつありますし。
契約内容
 ドコモはどー考えてもコストが高いので移る気がしない。auも、どうっすかねぇ。ウェブのコンテンツとかはauの方が良さそうなんだけど、コスト的には移るだけの理由は見当たらない。契約年数6年ってのは割引も大きいですからね。移ると割引ゼロからってのは痛すぎる。
メール
 冒頭192文字読み出し無料というシステムは今もなお生きています。これはスバラシイですな。3Gだと128文字に減ったらしいんですけど、ないのとあるのとでは全く違う。迷惑メールがどんだけ来ようとも、金銭的には全く困らないんですから。これは捨てたくない。
面倒
 これが一番の理由かもw。キャリア替えしたらメールアドレス変更通知は出しますから番号が変わっても手間は同じだし、その上MNPは手数料が高い。なら解約→新規契約しますわな。どっちにせよ、手続が面倒くさそうなんですよねぇ。
 というわけで、SoftBankに残留と決まりました。
 
 さて、そうなったらそうなったでSoftBankと新たな契約を結ばないといけません。その具体的契約プランについては次回。