今回は、私の選んだ契約プランについて。
私はケータイをあまり使わない、いわゆる“ライトユーザー”です。使い途の大部分はメール。たまに通話。ウェブはアプリとか何らかのデータ(TSUTAYAのオンラインクーポンとか)を落とすときぐらいです。平均すれば、使用料金が月1000円いくかいかないかぐらいっすな。
ですが、Jフォン関西と契約するときは今までケータイを持ったことがなかったわけですから、自分がどの程度使うかなんて全く見当もつかなかったわけです。
というわけで、私は「トークパック(S)」という料金プランを選びました。基本使用料3900円/月・無料通話分が1900円、というものでして、「まぁ、月に1900円分の無料通話分があれば、十分足りるだろう」って予測して選びました。あと長期契約オプションとして「ずっと」というものをつけました。これはJフォンでも一部地域のみつけられたもので、最初に2000円払うとメール料金が半額となり(※パケットは除く)、かつ12ヶ月通常料金を払い続ければ次の3ヶ月間は基本使用料がタダになり(※その後また12ヶ月通常料金を払えば3ヶ月無料、それを繰り返す)、最初の無料期間以降は基本使用料も15%割引となる、というもので期間縛りや解約縛りもなしでした。Jフォンは関西地区でシェアが弱かったために、こんな出血大サービスなオプションが当時つけられたんすよ。長期利用割引も併用可だったので、ここ数年は常時30%引きにまでなってましたね。
3Gにすれば、こんなありがたい契約をわざわざ破棄することになるわけですから、なかなか3Gにすることができなかったわけですが…今回3Gにするに至った理由の1つは、SoftBankが
「オレンジプラン(X)」という料金プラン(※改定により、今は存在していません)を導入したことです。“オレンジ”とはすなわちauのイメージカラーでして、「オレンジプラン(X)」とはauのCDMA-1Xの料金プランをコピーしたプランです。MNP開始に伴い、auからの転入を狙って作ったんでしょうね。その「オレンジプラン(X)」のエコノミーってのを契約しました。基本使用料3969円/月・無料通話分が2100円となります。
SoftBankには他にも、ドコモのコピーである「ブループラン」<
公式紹介ページ>、auの現行WIN機用「オレンジプラン(W)」(※改定されて、現在はオレンジプラン(WX)になっています)、物議を醸した「ゴールドプラン」<
公式紹介ページ>、最近話題の「ホワイトプラン」<
公式紹介ページ>が選べますが、私が「オレンジプラン(X)・エコノミー」にした理由を箇条書きにしてみましょう。
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無料通話分
ホワイトプランの登場で無料通話分不要論も強まっているようですが、私は不要とは思いません。私にとって無料通話分とは安心料&リミッターなのです。「無料通話分内なら支払額は増えない&無料通話分内に使用料を抑えよう」と考えるからです。現にそうすることで、私はケータイの使いすぎをせずに済んできました。今回は6300円という上限はあるものの、繰り越しも可能ですしね。
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通話の15秒単位課金
「トークパック(S)」は分単位課金でしたからね。分単位での値段は一緒(42円)でも、きめ細やかな分、ムダな料金を払わずに済みます。
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パケット代金
パケット割引やら定額やらもなしで1パケット=0.105円ってのはすごいです。私の場合、今までの1/3で済みますよ!
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オプション「自分割引」
2年縛りとなりますが、基本使用料最大52%割引。これが契約の決め手です。SoftBank独自のプランというのは、利用期間を考慮しません。特に「ゴールドプラン」が発表されたときは他に選択肢がなく「長期利用者切り捨てだ!」とネット上で騒がれ、私も同意見でした。が、「オレンジ」や「ブルー」では利用期間が考慮されることになりました。結果、この自分割引を適用することで長期利用者は支払額以上の無料通話分を使えることになったのです。これはちょっとすごすぎっすよ。
とまぁ、こんなところですかね。
実際選ぶので悩んだのは「ホワイトプラン」にするかどうかだったのですが、私の場合は
△「ホワイト」は基本使用料こそ破格だが、完全従量制であり、月1000円前後をパケットで使っていた私にとって「オレンジ・エコノミー+自分割」と比較して安いかはかなり微妙である。
△SoftBank(Vodafone/Jフォン)同士での通話を実は今までしたことすらない(マジです。Jフォンと契約したのは前回書いた理由の他に「周囲にJフォン使いが誰もいなかったからマイナー精神をくすぐられた」ってのもあったりしたこともあって、話すのは通常回線かドコモ/auや関西で強いツーカーばっかw)ので、規定時間内通話無料って言われてもほぼ意味がない。
△あれこれありながらも移ることなく長く留まっている身としては、「利用期間全く考慮せず」って扱いには抵抗感がある。
というわけで選びませんでした。後述しますが、「ホワイト」は革新的で良くできた料金プランだと思ってます。ただ、私にはもう一つ合ってなかったってことですな。
キャリア選びもそうですが、料金プラン選びってのも、まさに十人十色・十人十プランだと思います。予算も使い方も人それぞれな以上、「これだ!」ってのを選ぶのは大変なことです。ここに書いた私の考え方も1つの例に過ぎません。こんな考え方もある、くらいに読んでいただければ幸いです。
次回は、最近えらく高くなった端末購入代金について書きます。