君あるがため
2009年6月29日 コメントを残す
その前哨戦として、積んである山から引っ張り出してきてみましたよ。「サクラ大戦 ~君あるがため~」!
で、実はこのDS「サクラ大戦」用に、こんなものまで予約購入して用意したりもしたのですが
だがしかし、「ドラクエ」の発売が迫ってきたことと、某祖父地図で980円セールをしているのを見てさらに1本「~君あるがため~」を購入してしまうに至り(1人協力プレイできるかなー、と思いまして)、やっと開幕と相成ったのです!めでたし、めでたし(本当か?)。
「君あるがため」は、ダンジョンRPGになってます(“ドラマチック・ダンジョン”だそうで)。「なんでサクラ大戦で、ダンジョン!?」と考えてはいけません(「外注だしぃ」とか考えるのは、もってのほかですw)。ここは、考えるんじゃなく、感じるのですよ。ええ。
かくいう私も「なんでダンジョン?」と考えてしまって、買わなかったし買ってもプレイしなかったわけですが……やってみると、「良くできてるなー」と思いました。全く期待していなかったからかもしれませんけど、「サクラ大戦」の世界観がダンジョンRPGでちゃんと再現できているように思えます。ストーリーもいかにもサクラ大戦的だし、声優さん達の声が結構出るし、「DSで、よくぞここまで」ってくらい、サクラ大戦してますよ。そういう点では、かなり感心しました。
ただ、ゲームバランス的には……このゲーム、とにかく死にまくりますなぁ。敵に囲まれるイベントがくると、半分以上の率で全滅します。運良く大神/大河が生き残っても、パーティは壊滅状態で、当たり前に1人2人は死んでるw。この点は、サクラ大戦っぽくないですな(サクラ大戦は代々ヌルゲーですから)。あと、看板娘のさくら/エリカ/ジェミニが揃って役立たずってのもどーかと(ユニット的に後方支援型が強すぎるんです。前に立つ攻撃型は大神/大河の後ろで何もできないでいることが多く、体力回復型は弱すぎて回復する前に死ぬだけ。どっちも役に立たないんすよ!)……何か恨みでもあるんですかねぇ?
というわけで、自分で選ぶ最終メンバーは、隊長を大神。サブの攻撃型はレニにしたかったんだけど、ここはやっぱりグリシーヌを選択。後方支援は花火でもよかったけど、好みで織姫。あと、支援と弁当調達でリカリッタにしました。いやぁ、織姫のレーザーとリカの乱射が大活躍っすよw。グリシーヌはイマイチだったんですけどね……なぜか、最後ヒロインに選ばれたのはそのグリシーヌでした。なんでなんだか、自分でもよくわからなかったです(LIPSでポイント稼いでたんですかねぇ?)。ま、当スペース的にはベストな結果でしたがw
ラストは、特に感動したりはなかったですな。「君あるがため」とは、敵であるデュノアの言(……以下ネタバレになりかねないので自粛)。エンディングテーマ「笑って、笑って」も、曲として今ひとつだったし。このあたりは、容量のないDSプラットフォームなので仕方なかったのかもしれませんね。まぁ、このゲームはエンドレス仕様で実はエンディング後が本番みたいな所もあるし(かえでさんとかのサブキャラ使用が解禁されるんです)、そちらで楽しませてもらうことにしますよ。
「サクラ大戦」は、この「君あるがため」以来、音沙汰がありません。これで、終わってしまったんですかねぇ……まぁ、最後は“小舞台”となってしまった感もありますけど、これも時代の流れなんですかね。ちょっと寂しいけど……また、会える日まで、アディオ~ス。