ペールゼン・ファイルズ劇場版

 「けいおん!」の良さがわからない30過ぎのオッサンでも、ついていけるアニメ作品は当然あります。ええ、ついていきますとも、行き先が“地獄巡り”でも。
 今週発売されたので買ってみました。「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ劇場版 Blu-ray Disc版」
ペールゼンファイルズ 
 ボトムズのブルーレイってのは初なんじゃないですかね?それもあって、買いました。そういや、劇場公開されるのもボトムズ初なんですな(ダグラムは公開されたのになー……時代がズレたか)。
 内容は基本的にOVAシリーズの「ペールゼン・ファイルズ」を2時間にまとめたもの。メルキア軍の“吸血部隊”レッドショルダー隊創設者ヨラン・ペールゼンが作成した“ペールゼン・ファイル”……そこに書かれた「異能生存体」、そのたった1つの言葉のために引き起こされていく悲劇が描かれます。もちろん、その中心はペールゼンが恐怖した“存在”キリコ・キュービィー。キリコがどんな「地獄の底を覗いた(バイマンの台詞)」のか……は、本編を見てください。まぁ、たしかに地獄です(女性が誰もいないしw)。
 ただ……ボトムズ本編からどんどん話を付け足してってここまで来たわけですけど、付け足しすぎで辻褄が合わなくなってるよーな気がしますよ。時間的には今回の話の後に本編となるわけですけど、あの後キリコは軍に戻って何事もなく軍務についてないと小惑星リドの攻略戦に参加できないっすよね?そこからしておかしいし、キリコが本編開始前から自分が「異能生命体」だと知ってるとなるとパーフェクトソルジャーとの関係もおかしくなるし、もっといえば、ロッチナさん、ちょっとアンタさぁ、うわ、なにするやめqあswせdrftgyふじこlp……
 DVDじゃなくてブルーレイって点ですが、今回は「スゲー」とか思わなかったですな。1080pで収録されてますけど、特に「画質が」とかは感じなかったですし(減点するようなところは何もなかったですけどね)……サラウンド再生環境が整ってるなら音の方でスゲーと思えたかもしれないんですけど、そっちも環境がないから何とも、ねぇ。買うのはDVDでよかったかもしれません。ま、初ブルーレイのご祝儀ということで、良しとしましょうかね。

トシですな

 話題になってるらしい「けいおん!」ってアニメ<公式ページ>を見てみました(深夜枠なのでタイマー録画)。関西エリアのMBSでは、今週第8話が放送されたようです。
 
(再生開始)
 ……
 …………
 ……………………
(再生終了)
 感想:「何がイイのか、わかんねー」
 
 第1話から見たわけではないので作品の評価とかはできませんけど、日常をフツーに描いた話ですな。私みたいな音楽的才能もなく「萌え」属性もない人間には、「へー」としか思えなかったなぁ(作画のレベルが高い、とは思いましたが)。良くないとは思わないですけど、熱狂するような要素は残念ながら私には見当たらないっす。
 まぁ、あたしゃ30過ぎたオッサンですし、ヘンに適応する方がむしろ問題ですかねw
 
 むむむ、話題のアニメについていくことすらできないことも近年多くなったよなぁ……そういや、最近のお笑いも騒いでるだけでちっとも面白いと思えないし、Yahooの広告欄にしつこくでてくる(本当にしつこい)モデルとやらも某浜崎みたいな目鼻立ちが気持ち悪いと思ってしまうしなぁ。はぁ、ダメだこりゃ。
 世間一般というか、特に若い人の感性についていけないってことは……つまり、トシなんですな、私は。

交換かよ

 こんなメールがソニーから送られてきました。
「このたび、「NW-X1050/X1060」専用クリアキャリングケース「CKH-NWX1000」におきまして、衝撃を受ける場所によっては軽度の衝撃でもケースがはずれ、“ウォークマン”本体が脱落する可能性があることが判明いたしました。そのため、当該クリアキャリングケースの販売を一時停止させていただきます。また、購入されました当該クリアキャリングケースにつきましては、無償にて改善品と交換させていただく準備を進めております。」
 
 ……無償交換ですか。純正X1000用クリアケースは上下分割のをはめこんであるだけなんですけど、そのはめこみがたしかにA910とかS730用のよりずっと弱く、はずれやすいんすよねぇ。また、きちっとはめといても、中で本体がグラついてて、本体が重いからか勝手に分解しちゃったりすることもあったりします。「こんなもんか」とも思ってましたが、“欠陥品”といわれればそうかもしれません。
 とはいえ、どうやって交換するのかな?パッケージは捨てちゃって、現に使ってるクリアケースそのものしか残ってないんですけど、それでも交換してくれるのだろうか(といっても、「それじゃダメ」とか言われたら、事実上交換不可って言ってるようなもんだし)。指定されたところへ現物を送るんですかねぇ?送料はどっち持ちなのかな。店頭でって言われても、私のは通販購入だし、サービスセンター持ち込みか?って、ソニーのサービスセンターってどこだっけ??
 ややこしいことにならなきゃいいんですがねぇ。

珍しく日記風

 今日は、コーエー「真・三國無双5 Empires」の発売日なんですな。今回はPS3版じゃなく、Xbox360版を予約してあります。
 なんですが……あらら、届いてないぞ。つうか、発送メールも来てなかったから、今日が発売日だってすっかり忘れてたぞ。konozama発動でもないのに(※注文先がAmazonじゃないんすよ)、「どないなっとんねん!」と言いたいところですが……そういや、いっしょに頼んだブツがまだ発売されてないんすよね。一括発送なので、そちらが発売されないことには発送もされないと。ははは、今回の注文の仕方は失敗だったか。
 まぁ、目の関係で現在ゲーム自粛中なので、発送遅れも好都合と言えば好都合なんすけどね~(「無双」の新作なんかが来た日には、徹夜するくらいハマりかねないですからw)。
 
 なんか、北朝鮮がまた地下核実験したらしいですな。でも、もういい加減いちいち反応して文章書くのも腹立たしいので今回はほっときますですよ。くだらない国家ですよねぇ、まったく。
 かわりに、共産主義が忌み嫌う“女の色気”ネタ=当スペース的にはフィギュアネタwでも久々に書いてやろうかと思ったのですが、写真が上手く撮れてなかったと判明したり気分がのらずキーボードが進まなかったりとなかなか記事にできません。まぁ、そのうちアップできたらしましょうかね。
 
 というわけで、珍しく日記風にしてみました。
 ……って、そういやここって、「日記スペース」でしたっけ?でも、私の書く記事って、全く「日記」じゃないですなぁ。困ったもんだ。

F1 2009 モナコGP

 昨日、F1第6戦・モナコGP決勝が行われました。
 今年は、FIAが提示するバジェットキャップ(予算制限)に対し各チームが猛反発するという場外戦が勃発している中でのモナコGPとなりましたが……それはそれ、GPはGPで無事行われました(当然だけどw)。
 いやはや、今シーズンは、第5戦・スペインGPまでのうち4戦でブラウンGPのバトンが優勝。バトンはポイントランキングでダントツトップの41ポイント(2位バリチェロは27ポイント)という信じられない状況です(去年までなら、「バトンが独走」なんて絶対ありえないことでしたから)。で、そのブラウンGPのマシンは、低速で極めて特殊な今回のモナコでも速く、バトンがポールポジションを奪取。決勝も順調に走りきり、あっさり優勝してしまいました。2位は同じくブラウンGPのバリチェロ……終わってみれば、ブラウンGPはワンツーフィニッシュの圧勝ですよ。なんつう化け物マシンなんだ、BGP001って。
 また、3位ライコネン、4位にマッサとフェラーリ勢が揃って上位進出を果たしました。表彰台も2人揃ってのポイント獲得も今季初。王者フェラーリもやっと“目覚めた”って感じですかな。このまま復調と相成ればいいのですが……
 
 今年のF1は、「過渡期」なのか何なのかわかんないですけど、レギュレーション変更のおかげで10年に一度あるかないかの“とんでもシーズン”になりそうですね。ここまでブラウンGPが強いとは思わなかったし、次に強いのが(ニューウェイが設計しているとはいえ)レッドブルのRB5で、フェラーリやマクラーレンが未だにこれらの非ワークスマシンに追いつけないなんて……こんなの「大富豪」の“革命”に匹敵するひっくり返り方ですよw。ライコネン好きとしては実に歯痒いですけど、F1全体としてはこんなに面白いシーズンはないかもしれないですな。
 来年以降もどうなるかもわかんないし、これからどう展開していくのか、F1は目が離せないですね。

VF-25 メサイア ~その3.5

 「メサイア ~その3」<こちら>の別パターンな写真を撮ってみたので、記事を追加してみます。
 まずは、「オズマ・リー機カラー」をファイター形態で装着。
VF25スーパー_11
正面から見ると、また違った感じに見えたりしますね。
 次に、「早乙女アルト機カラー」をバトロイド形態で装着。
VF25スーパー_12
オズマ機だと背部の重みで股間ブロックの固定ピンが外れてしまうために自立せず、スタンド必須だったんですが……同じ初版ながら、アルト機はスーパーパーツを装着しても何事もなく自立してしまいました(汗)。まぁ、自立してくれた方がありがたいですけどね。
 
 アルト機用のアーマードパーツがプレミアムバンダイ内の魂ウェブ商店<こちら>で現在注文受付中ですな。というわけで、1個注文してみました。
 オズマ機のアーマードパーツはやはりオプション販売されないのか、何のアナウンスもないので、結局セットを予約してしまいました。というわけで、オズマ機はうちに2機目がやってくることとなりましたよ。ははは……こうなったら、スーパーなオズマメサイアとアーマードなオズマメサイアを並べてやるぜ!

プレミアム・スモール

 いろいろ大変なペンタックスが、新型デジタル一眼レフカメラを発表してきました。その名はK-7メーカーページ>。
 防塵防滴なマグネシウム合金外装に、視野率100%ファインダーを載せてきましたか……で、最大のウリは「小型化」だそうで(キャッチコピーは「プレミアム・スモール」)。K10/K20からスペックアップしてるにもかかわらず、かなり小型軽量化されてるみたいですな。
 近年デジタル一眼レフには一方で「上級機=フルサイズ対応=大型化」って流れがあるわけですが、その「フルサイズ対応」をペンタックスは「しない」という方針ですから(但し、フルを飛び越えてさらに大型の「中判デジタルをやる」とか言ってますけど、本当にできるんですかねぇ?)、オリンパス/パナソニックが進めるもう一つの方向であるところの「小型化」に向かうしかないんでしょうね。
 もちろん、小型軽量なボディであれば機動力が増すわけで、それでいて高機能高性能であれば実にありがたいカメラといえるわけですが……どうなんすかねぇ?プロ用機がアホみたいにデカくて重いのにはちゃんと理由があるのであって、つまりはカメラとして高機能高性能であるためには小さく軽くできないのではないかと思うのですが……それを覆すことが、K7にできますかな?
 ペンタックスのカメラはマイナーですけど、“職人気質な製品”というか、マイナーならではの“独特の良さ”みたいなのを「ist」を名乗ってた頃には感じてたんですが……「K」になってからというもの、代が進むごとにそういうところがどんどん感じられなくなってます。なーんか、市場に媚びてるというか、「一般ウケを狙って、外してる」みたいな(しかし、単焦点レンズへの拘り方は「さすがペンタックス」って感じですけど。ありゃあ、スゴいw)。というわけで、今回の「K」も、私は「欲しい」とは思わないですな。まぁ、最近はニコンもかつての「質実剛健」なイメージじゃなくなってるし、どこもかしこも利益優先で“らしさ”がなくなってきてる感はあるので、ペンタックスに限った話じゃないんすけどね。
 とはいえ、デジカメ市場は全体的に元気がないので、こういう新型機の発表はありがたい限りです。その上、ペンタックスは本当に苦しそうだから……頑張ってください。応援はしてますよ。

カテゴリ「マクロス」

 当スペースのカテゴリに、「マクロス」を新設してみました。当記事最下段右のリンクや当スペース左のカテゴリ欄から、「超時空要塞マクロス」シリーズに関する当スペースの記事を辿れます。
 「そういや、マクロスネタも結構書いてるよなぁ」とか思ってカテゴリ分けをやり直してみたら、多い多いw。現時点で18回もある(当記事は除く)。我ながら、18回も書いてたとは思わなかったっす。でも、まだアップしてないマクロスネタがいくつかあるし、今後も増えていきそうなので、「まとめてみるのもいいか」と。
 
 しっかし、話題が雑多な当スペースではありますが、カテゴリ分類だけで18もあるとは……雑多すぎるw。
 せめて並び方だけでも整理したいなぁ。

高貴な茶色

 昨日、ソニーが新型デジタル一眼レフカメラを発表しました<プレスリリース>。αは中級機・700のリプレースが最優先だと思ってましたけど、発表されたのは廉価型。しかも、3機種も発表されたのに中身は今までの廉価α三兄弟とほとんど変わらずって「意味ねー」と思ったんですけど……
 ん?茶色!?茶色があるぞ<メーカーページ
 真ん中のグレードになるα330のレンズキットにだけ特別に茶色仕様が設定されてるようで。ただの茶色ではなく、「ノーブルブラウン」(“高貴な茶色”ってところでしょうか)っていう名前なんですな。で、キットレンズも“高貴な茶色”仕様とは……面白そうw。実際はどんな色なのか、どんな質感なのか、現物を見てみたいっす。
 銀色仕様がなくなってしまって最近のデジタル一眼レフは黒一色になってましたが、去年発表されたパナソニックのDMC-G1<メーカーページ>に赤いのと紺色のが設定されて、カラーバリエーションが出始めました。まぁ、個人的には赤や紺は「うーん」って感じでしたが(つるんとしたコンパクト機ならいいんですが、凸凹ゴツゴツな一眼レフだとちょっと……)、今回のノーブルブラウンは渋い色なので期待できそう。発売は6月25日か……早く見たいw
 
 この茶色仕様が売れるようなことになると、ニコンやキヤノンも追随したりするんですかねぇ?黒や銀色じゃないヘンな色のニコン製一眼レフ……想像できないけど。

期待できない

 民主党が代表選挙を行い、鳩山由紀夫幹事長が新代表に選出されました。他に立候補したのは岡田克也副代表だけだったのですが、124票対95票とそれなりに接戦となったようで。
 “友愛”の鳩山さんが“信念”の岡田さんに勝ちましたが……個人的には、岡田さんの方がまだ良かったんですけどね。政策的にはどちらも大して変わりないんでしょうけど、決定的に違ってるのが「消費税増税」。鳩山さんは「増税する必要はない」、岡田さんは「必要なら増税してもよい」ってところです。そりゃ消費税増税なんて、私だってイヤですよ。でも、ズタズタの年金とか、医療とか、必要な国家予算の財源が足りないのは明々白々なんです。本気で国を変えていくには、増税もせざるをえないんじゃないですかね?それを、どっかの文句だけ政党の如く「ムダ使いを減らせば十分足りる」なんて無責任なことを言ってる人が、本当に首相候補になって大丈夫なのか?って思ったりするわけです。それに、鳩山さんは“小沢民主党”を支えてきた人であり、日銀総裁人事とか数々のくだらないことを推し進めてきた人でもあるわけで……正直、期待できないですな。もちろん、“小沢民主党”から大きく政策転換するようなら、それはそれでいいんですけど。
 でも、本当に深刻なのは、今の民主党には鳩山さんと岡田さんの2人しか「代表になろう」って人がいないってことですね。今年の秋までには必ず衆議院議員選挙があり、民主党は政権奪取も見えているわけで、ここで民主党代表になるってことは内閣総理大臣への切符を得るってことを意味します。政治家としてはまさに「千載一遇のチャンス」なんです。なのに、その機会を活かそうとする政治家が2人しかいないとは……はっきり言っちゃえば、終わってますよ。政党として。その程度の野心すら持てない政治家の集団に、何ができるというんですかねぇ?情けない。
 自民党も信用できないけど、情けない政党よりはずっとマシです。民主党さん、政権交代可能な二大政党制になるためにも、頼むからマトモな政党に変わってください。残された時間は、ないですよ。