夏といえば ~その1
2007年6月30日 2件のコメント
その1は、アルターから先月発売になった1/8「周防美琴・水着Ver.」。一緒に注文していた「リュウナ」(次回紹介)が発売延期になったため、先週になってやっと届いたものです。
ふむ……またしても原作は知らないわけですが、「スクールランブル」というアニメのキャラらしく、以前紹介した「沢近愛理・水着Ver.」と同じ作品なんですな。で、今回もビキニスタイルで肌の露出度は極めて高いわけですが……なんか、こう、色っぽくないというか、えーい、ハッキリ言っちゃえばエロくないんですよ。バストがやたら大きく(こんなにあったらFカップ以上あるよなぁ)、形も絶妙なんですけど……エロくない。くびれたウエストの表現も絶妙なんですけど……エロくない。腰つきから健康的な太腿のラインとかも素晴らしいんだけど……エロくない。どの角度から見ても……エロくない。
見事です。正真正銘の健康的水着美少女像です。ここまで“エロス”を感じないという点では、このフィギュアはもはや“芸術品”といってもいいかもしれません(美術館でヌード女性の彫像とかを見てもあまりエロスは感じない、あーいう感覚っす)。「沢近愛理・水着Ver.」と並べてみましたけど、エロエロな「沢近愛理・水着Ver.」と本当に好対照ですな。同じ原型師(田中冬志氏)による同じ作品のキャラの立体化とは思えないくらい対照的だなぁ。
色っぽいフィギュアが好きな私ですが、この“色っぽくない”フィギュアは大層気に入りましたよ。色気が出る部分を自然に隠したポージングが、エロを消してるのだと思います。人によっては大失敗とみるかもしれませんけど、私は「これは“健康美”表現である」と捉えてこのフィギュアを高く評価してます。