F1 2008 イタリアGP
2008年9月15日 コメントを残す
で、今週はイタリアGPですよ。モンツァですよ。“真紅の跳ね馬”の聖地ですよ。ここではライコネンに更なる奮起を、と言いたいところです。
だがしかし、予選は雨で大荒れ。ライコネンだけでなくポイントリーダーのハミルトン、3位のクビサ(BMWザウバー)が揃ってQ2で脱落というのもびっくりでしたが、なんとトロロッソのベッテルが史上最年少でPPを獲得したのにはさらに驚かされました。雨にめっぽう強いのは去年から証明していましたが……ベッテル、すごいです。
そして、決勝。決勝もモンツァは雨。モンツァの決勝が雨ってのは、フジテレビのF1中継が始まってから初だとか(そういや見たことないw)。雨の最高速サーキットという過酷な環境の中、“雨男”ベッテルはトップを快走。勝っちゃいましたよ!史上最年少PPに続いて、史上最年少優勝っすよ。それも、トロロッソ(元はミナルディ……あのミナルディですよ?)のマシンで、同じエンジンを積むフェラーリ、総合力では圧倒的に上のマクラーレン、そして兄貴分のレッドブルをも差し置いての優勝ですよ。いやはや、ベッテルは本当に天才的ドライバーなんですなぁ。21歳73日の若さ(私なんてこの年齢ではまだ免許取り立てですよw)にしてこの才能、凄すぎます。いいものを見せてもらいました。
一方、ライコネンはいいところなく9位フィニッシュでノーポイント。21ポイント差となると、2年連続チャンピオンはもはや絶望的ですかね。よほどのことがない限り今年の残りはマッサのサポートかな……うーむ。まぁ、来年もライコネンはフェラーリで走るみたいですし、来年ですな、来年。
今年のドライバーズチャンピオンシップはハミルトンとマッサのどちらかに絞られた感じです。ただ、どっちも大ポカもやるドライバーですから、着実にポイントを取るクビサにもまだチャンスはありそう。去年みたいに最終戦ブラジルGPまで決着がもつれて、盛り上がるといいですね。残り4戦、F1もまだまだ楽しめそうです。
更新のペースもまた滞るかもしれませんが、可能な限り更新していきたいと思っていますし、ペースが通常に戻ればコメント投稿もすぐに復活させるつもりです。