VF-1 バルキリー ~その6

 更新が滞っている間に届いてました。やまと 1/48完全変形版 VF-1S 一条輝機
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 VF-1 バルキリーは、TV版と劇場版、それにオリジナルカラーリングなどで数々のバリエーションが存在するわけですけど……それらの中で個人的に最も好きなのが、この劇場版のVF-1S 一条輝仕様です。白ベースの機体に黒ライン、それに赤のアクセントが絶妙です。ノーマル仕様でもカッコいいっすけど、やっぱり劇場版のラストを飾ったFASTパック仕様がイイですよねぇ。
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今見てもなお、ラストシーンの全火器集中砲火はシビれますよ!あのガンポッドを両手で正面に構えた姿を再現できれば良かったのですが……ちょっとムリみたいですw
 やまとの再販スケジュールの関係で、このVF-1S 一条輝機が最後に手に入ったわけですけど……逆にこれが最初に手に入ってれば、他の機体は買わずに済んだかもしれません(満足しちゃいますからね)。まったく、罪作りだなぁ、やまとは。おかげで、私の部屋は大変なことになってしまいましたよ。“おしどり”とフォッカー機とアーマードJが机を占拠しちゃってるし、残りと空箱が押し入れも占拠してますからねぇw。やまとの1/48シリーズを全機持ってる人もいるらしいけど(うちの倍ぐらいの数になると思います)、どうやって飾ったり収納したりしてるんでしょうか?すごいですな。
 VF-19やSV-51、最新のVF-25/VF-27もカッコいいですけど、やっぱり私にとっての可変戦闘機はVF-1です。今となってはシンプルなデザインですけど、シンプルであるが故にカッコいい!子供時代に受けた衝撃が、今なお私の中では輝いてますよ。その姿を可変機構を組み込みながら実にバランス良く再現している、このやまとの1/48シリーズに出会えて良かったと思います(随分、高くつきましたけどね~w)。
 
 というわけで、長く続いたVF-1ネタも今回で一件落着です。めでたし、めでたしっと。
追記:でも、VF-1ネタは1/60モデル登場でまだまだ続きます。こちらから。

仁義なき戦い?

 一昨日、キヤノンが新型デジタル一眼レフカメラを発表しました。発表されたのはEOS 50Dメーカーページ>。中級機・40Dの後継機で、ウワサの絶えないEOS 5Dメーカーページ>後継機ではありませんでしたが……40D発売からたった1年でモデルチェンジしちゃうんですな。びっくりしました。ただ、この“EOS二桁機”ってのは、モデルチェンジといいながら実際はマイナーチェンジを繰り返してる感が強い機種でして……今回も新開発の1510万画素CMOSセンサーと映像エンジンを「DIGIC 4」に更新したくらいで、ずっと流用のボディは小改良のみ。「40Dを全面改良した」とは言えそうにないですな。“EOS二桁機”もそろそろフルモデルチェンジした方がいいんじゃないかと思うんですがねぇ。まぁ、堅実といえば堅実だし、だからこそ安く提供されるわけなんですが……そういうもんかなぁ、中級機って?キヤノンにはニコンのD300に相当するクラスがないので、Kiss系との差別化の意味でももっと上のレベルの性能を目指してもいいんじゃないかと思いますけど。
 とかなんとか考えてたら、ニコンも昨日、新型デジタル一眼レフカメラを発表してきました。D90メーカーページ>……中級機・D80の後継機で、値段的にEOS 50Dと張り合うことになるであろう機種です。こちらは2年ぶりのモデルチェンジです。ボディはD80の流用/スペックも“D300廉価版”といった感じの無難なところにする代わりに、値段をEOS 50Dより安く設定してきました。うーむ、このあたりは上位機・D300と下位機・D60があるが故の“余裕”なのかな?差別化が徹底してます。ただ、このD90には他にない目玉機能として、ライブビュー機能を応用した動画撮影機能を搭載してきました。この動画撮影機能、一眼レフカメラとしては世界初のようで……あの堅物ニコンがこんな“邪道”ともいえる機能をつけてくるとはなぁ。これまたびっくりですよ(ちょっと前まで、こういう機能を一番嫌うメーカーだったのにw)。しかも、この発表タイミング、カメラとしての性格付け……完全に「50D潰し」ですね。ニコンも随分強気になりましたなぁ。先月にはEOS 5D後継機がもたついている間に、D700メーカーページ>なんて“化け物Jr.”をさっさと発売しちゃったりしましたし……シェア1位をキヤノンから奪って、ニコンの勢いは止まるところを知らないってところですか。とはいえ、一方のキヤノンもあれほど「出さない」と言っていた最廉価機をEOS Kiss Fメーカーページ>という名前で出してきましたから……今までずっと正面からぶつからずにきたのに、ここにきて突然互いに強打の応酬ですよ。こりゃ、一眼レフの二大メーカーであるキヤノンとニコンの間で「仁義なき戦い」勃発でしょうかねw
 ただ、動画撮影機能ってどうなんでしょう?デジタル一眼レフカメラといえば「大型センサーと銀塩時代から続く高性能レンズ群とで、コンパクト機では得られない超高画質と映像表現を追求していくカメラ」というイメージだったんですが……ライブビュー機能を搭載した辺りから性格が変わってきましたねぇ。安くて、かつ何でもこなすコンパクト機と同じ方向になっていくような。高画素化で画質の優位性も、失われつつあるように思えますし(APS-Cで1500万画素はやりすぎな気がします。画素がどんどん小さくなる……)。まぁ、技術革新で画質とかを補っていけるのなら、どんどん便利になるのはいいことなんですが……私は一眼レフはヘンな機能よりひたすら画質を追求した硬派な道具であり続けてほしいなぁと思いますけどね。
 とりあえず、私はD90をスルーすることにします。どう見ても、カメラとしてはD300の方が魅力的ですし、D700がさらに魅力的ですからね。買うならそっちですわ。

マクロス ゼロ SV-51γ ノーラ機

 「マクロス ゼロ」は初代「マクロス」直前の話ということで、登場するメカがVF-1 バルキリーの先行実験機・VF-0だったり、デストロイド・モンスターの先行試作型だったり、デストロイド・トマホークの元になったような機体が出てきたりと、時間的連続性を感じさせるようなデザインのものが多いのですが……敵となる反統合同盟側の兵器は全く違うコンセプトでデザインされています。その中でも特に異彩を放っているのが、VF-0のライバル機となる可変戦闘機・SV-51。そして、劇中で登場するノーラ・ポリャンスキー大尉用カスタム機の1/60モデルが、やまと マクロスゼロ 1/60完全変形 SV-51γ ノーラ機でございます。
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 設定上SV-51開発にはロシアのスホーイ設計チームが参加したことになっており、ファイター形態のデザインが“スホーイ Su-27”っぽくなっています。いやぁ、このデザインは素晴らしいっすよ!「マクロス ゼロ」は今回のBlu-ray Disc BOX発売まで見たことのなかった私ですが、SV-51の存在だけは知ってました。ハセガワ<公式サイト>からこれの1/72キットが発売されてまして、それを見てSV-51に「一目惚れ」しちゃったんです。そのキットは組むのが大変そうだし時間もないしで結局買わなかったんですけど、やまとの1/48 バルキリーを集め始めたら、1/60のSV-51も完全変形版で発売されていることを知り……で、再販されたときにこれまたさくっと買ってしまっていたわけですな。というわけで、このノーラ機を買ったのはかなり前のことだったりします。
 SV-51もVF-0/VF-1同様ファイターからガウォーク、バトロイドへと変形します。
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 しかし、変形システムがVF-0/VF-1とは全く違うものでして……これを再現したやまとの1/60モデルも凄いことになってます。いやはや、写真撮るためもあって変形させてみたんですけど、変形機構が凄すぎて、マニュアル見ながらでもどうすればいいのかよーわからんのです(特に肩。何が何だか……)。何とかバトロイドにまではしてみましたが、今度はファイター形態に戻せない。その上、ファイター形態の“薄さ”を再現するために、1/48 VF-1よりも相当緻密な設計になってたりするので、本当にファイター形態に戻すのには苦労しましたよ。で、結果、変形は一度したきりで、その後はずっとファイター形態のまんま飾ってあったりしますw。あと、パーツの問題か、私の個体は右の翼の付け根の部品を削らないと動かなかったりしました。このへんは今売られてる再々販分とかだと修正されてるのでしょう(たぶん)。
 さすがに、ハセガワのキットほどシャープなデキとは言えませんけど、やまとの1/60も完全な変形機構を搭載しながらこの造形ですから、十分すぎるデキと言えるんじゃないですかね。というか、一生懸命組んで塗装しなくても、このウルトラハデなノーラ機を堪能できるのですからたまりません。決して安くはない玩具なんですけど……置くスペースさえ確保できるなら(ファイターやガウォーク形態だとデカいです、マジでw)、手に入れるだけの価値あるもんだと思いますよ。

マクロス ゼロ Blu-ray Disc BOX

 マクロスシリーズ最新作「マクロス Frontier」は終盤に入ってますが、そのエピソードに深く関わっている作品があります。「マクロス ゼロ」。2002年12月から発売開始されたOVAシリーズで、初代「マクロス」の前、“統合戦争”時代……2008年9月頃の地球が舞台です(まさに、今ですなw)。
 マクロスシリーズ作品はほとんど見ているのですが、この「マクロス ゼロ」は未見だったりします。発売当時評判が今ひとつだったのと、どうも主役メカ・VF-0(VF-1 バルキリーの先行実験機。現行機と同じジェットエンジン搭載!)のデザインが好きになれなくて結局見ず終いになっちゃってたわけですけど……「マクロス Frontier」で「ドクター・マオ(「マクロス ゼロ」のヒロインの1人、マオ・ノームのこと)がうんたらかんたら」とか言われちゃうと、見るしかないっすよ!(※ファンとしては、です。一般的には、見てなくても問題なさそうな雰囲気ですなw)。
 というわけで、その「マクロス ゼロ」全5話をまとめたBlu-ray Disc BOXが発売されたので、予約買いしてみました。「Blu-rayのBOX」というと高価そうですけど、実売1万円台だったりするので、もう、さくっと予約ですよw
マクロスゼロBD
 知らなかったんですけど、「マクロス ゼロ」はもともとハイビジョンフォーマットで制作されたとのことで、このBlu-ray Disc BOXもしっかり1080pで収録されています。画質は……なんつうか、私には「きれい」としか言えないです。以前紹介した「劇場版パトレイバー」はレンタルのVHSを見て、DVDを見て、という過程を経てきたので「(それらと比べて)とんでもなく高精細」という印象を持ちましたけど、私はSD収録の「マクロス ゼロ」を見てないこともあって「ここがすげー」「あれが違うぜ」みたいな点が見つけられませんでした。ゴミとかの写り込みもなく、とにかくノイズがなくて「きれい」という一言に尽きますね。音質は……レグザ君のショボいスピーカーで聴いたので、今回も評価できませんw。というわけで、省略。
 内容的には、「巷で言われてるほど、悪くないかな」って思いました。たしかにツッコミどころはあちこちありますけど(「フォッカー別人だろ、これ」とかw)……期待しなければそれなりに楽しめると思います。戦闘シーンは板野一郎氏のいわゆる“板野サーカス”炸裂で、大興奮できますし。ただ、問題は結末でして……ここは巷で言われてるとおり、「どーなったのか、わかんねー」って感じです。ホント、シンとサラはどーなったんですかねぇ?
 値段も比較的安く、DVDだと5枚になるところ、このBlu-ray Disc BOXなら2枚で済みますから省スペースでもあります。Blu-ray再生環境があって「マクロス ゼロ」という作品に興味がある方なら、買っても損はないんじゃないかなと思いました。

北京オリンピック閉幕

 北京オリンピックも閉幕ですか……早いものですな。
 最終日の今日は、男子マラソンなんぞはそっちのけで、バスケットボール男子の決勝をテレビ観戦しました。いやぁ、“NBAオールスターズ”の如きドリームチームなアメリカに、スペインが挑んだんですけど……凄かった。コービー・ブライアントにレブロン・ジェームズと二枚看板を擁するアメリカ相手にスペインは一歩も引かなかったですし、最終クオーターで本当に惜しいところまでいきましたからねぇ。コービーもレブロンも全力モードになってて、ホント、面白い試合でした。
 かの中国での開催ということで、開幕前はいろいろ心配されてたわけですけど……特に大きな混乱もなく、終われそうですな。まぁ、良かったですよね。実際、北島康介の二大会連続二冠達成には感動しましたし、悲願の金メダルを獲得したソフトボールとかフェンシングでの銀メダル獲得とか、活躍した日本勢の姿は素晴らしかったと思います。もちろん、メダル獲得を逃したり、無念の結果に終わった選手の方々にも「ご苦労様でした」と言いたいです(オリンピックなんて出るだけでも大変だし、あの大舞台で競技するのだって本当に大変でしょうから)。
 ただ……民放の中継番組のやり方には今回も閉口させられましたね。私は世界最高峰のスポーツの祭典を見たいのであって、芸能人やら女子アナやらの顔とか感想とかなんざ、見たり聞いたりしたくないのです。放映権獲得でおカネかかり過ぎだというのなら、芸能人にギャラなんぞ払わず、オリンピックの映像だけ流してくださいよ。事情によりオリンピックの映像だけじゃ中継放送が成り立たないのだとしても、NHKみたいにアナウンサーが補足的に情報を伝える程度にしてもらいたかったですね。本当に、芸能人の映像はジャマでしかないっすよ。
 
 今回のオリンピック開催成功を機に中国も良い方向へ変わっていくのかなー、とか思ったりもしたんですけど……今日も当スペースのコメント欄にアヤシげな書き込みが多数なされてました。アドレスからすると、今度は香港の何かの業者らしい(新手ですわ)。更新お休み中には、今までの中国業者が、2回もコメント欄に爆撃してくれてましたしねぇ……ええ、これらを見つけたときは、怒りの削除削除削除っすよ。そんなにリンク貼りたきゃ、自分でサイト立てろっての。
 まったく……ごくごく一部の人間の行為とはわかってるんですけど、やっぱり信用できないですねぇ、かの国は。何とかしてほしいもんですよ。

ダイアモンド・クレバス

 「マクロス Frontier」の第20話「ダイアモンド・クレバス」が放送されたわけですが……ラストシーンが衝撃的で、思わず泣いてしまいました。あたしゃ、てっきり○×△がどーにかなるんだと思ってたんですが、予想は見事に裏切られて……あれは、ないわ。悲しすぎます(まぁ、「戦争ってのは悲惨な結末を招く」ということの表現としては上出来なんですけど)。
 あと、表題になってるシェリルの曲「ダイアモンド・クレバス」(前期ED曲)が、大変効果的に使われ「マクロス」らしくて良かったですな。あれは、ホント、いい歌だと思います。
 「マクロス Frontier」も、いよいよ終盤。なーんかシリアスな展開で大変なことになりそうな雰囲気ですけど(オープニングで「生き残りたい!」連発だもんなぁ……裏を返せば、何人かは生き残れないってことかあぁっ!?)、いったいどんな結末が待っているんでしょうかね。

新型とは…

 ここの更新のお休み中、iPhone 3Gがソフトバンクから発売されてみたり<ソフトバンクの製品紹介ページ>、ニコンが画像処理ソフト「Capture NX2」メーカーページ>と新型デジタル一眼レフ・D700メーカーページ>を発売してみたりと、個人的にはびっくりするようなニュースがいくつかあったのですが……
 なぬ、今度は新型PSPですと!?
 SCEが10月にPSPの新型・PSP-3000を発売するようです<公式ニュースリリース>。現行PSP-2000からの改良点は、ディスプレイの表示品質向上とマイク内蔵ってところでしょうか。外見的な変化はほとんどなく、1000→2000のときのように大幅な変更じゃないようです。
 とはいうものの……なんつうか、その、このニュースを見たとき「こんなに早く新型を出すなら出すって予め言っといてくれよ!」って思いましたぞ。
 実は私、持ってるんすよ。PSP-2000を。5月に、「モンスターハンター ポータブル2G」を手に入れたついでで、ついフラフラと買っちゃったんですよ。
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 買ったのは、イマイチ人気のなかった限定色“マットブラウン”仕様です。地味な色でマット仕上げながらソニーらしく実に質感の高い仕上げで、ツヤがないから指紋も付かないし、本当に1000型より薄くて軽いし、お気に入りではあるんですけど……新型は「液晶の応答速度アップで、ブレが減少」なんて言われると黙っていられないですな。PSPって残像がかなり気になるんですよねぇ。あれが改善されてて、かつ表示品質向上となると、新型は「相当イイ感じ」かも。羨ましい限りですよ(悔しいぃ!)。
 ……でも、個人的“事情”により、この茶色いPSP-2000は買って以来ほとんど起動すらしてなくて、未だに新品同様だったりするんですけどねー(「モンハンP2G」も全くプレイしていないw)。あたしゃ、新型云々よりもゲームができない現状を何とかしないといけないっすな。はぁ……

2ヶ月とは…

 当スペースの更新が事情により本当に滞ってしまったわけですが、まさかその期間が2ヶ月にもなってしまうとは……全くの想定外でした。世の中もう8月なんすね。北京オリンピックが始まっちゃってるし、終戦記念日とかの太平洋戦争関連イベントは終わってしまいましたよ。あははははは(“俺の夏”は何処へ……)。
 ただ、その“事情”ってやつがそれなりに大変だったりするので、更新が今まで通りできるようになるにはまだ時間がかかりそうです。本当は、つらつらだらだらと意味のねーネタを書きまくりたいところなんですけどね~。現状では、ちょっとしんどいっす。
 というわけで、しばらくは、できうる範囲内でボチボチと更新していくつもりです。ま、とりあえず今日はこれにて。