F1 2007 日本GP
2007年9月30日 コメントを残す
今年から日本GPは鈴鹿サーキットから富士スピードウェイへとコースが変わりました。ただ、日本初のF1GP開催地は富士スピードウェイでしたから(1976年。翌年も開催されたが、その後は中断)、元に戻ったともいえますな。また、大改修で当時の富士スピードウェイからコースレイアウトは大幅に変更されましたから、日本GPは全く新しいレースに生まれ変わったといっても過言ではありません(ちなみに、この新コース、ゲームだと「グランツーリスモ4」で走ることができるのですが……私は好きじゃないです。走ってて面白くないんですよ)。
そんな期待の新コースでのF1開催でしたが……この週末はあいにくの天候。昨日の予選はウェットコンディションの中、何とかやってしまいましたけど、直前のフリー走行3回目は濃霧のため中止という事態に。で、今日も今日で大雨。ヘビーウェットで路面温度も低く、危険なため、セーフティーカーが先導する形でスタートすることになったのですが、なかなかレースをスタートすることができず、本来67周の所48周まで短縮する形になりました。見てる側からすれば今季のワーストレースって感じでしたが、走ってる側からすれば本当にやってられないレースだったんじゃないですかね(車載カメラも水煙で何も見えないような状況でしたし……あんな状況でもコースを走り抜けていくF1ドライバーって、やっぱり天才ですね)。現地まで観戦に行った方々は、お疲れ様です。
結果はポールポジションスタートのハミルトン(マクラーレン)が優勝。カナダGPもそうでしたけど、荒れたレースにはめっぽう強いですな。一方、アロンソ(マクラーレン)は2番手スタートながらクラッシュしてリタイア。フェラーリのライコネンはタイヤ選択ミスに不可解なピット作戦で3位。これでハミルトンとアロンソ、ライコネンとのポイント差はそれぞれ12、17と大きく開いてしまいました。
うむむ、残りは2戦のみ。ハミルトンの初年度にしてチャンピオンってことが現実になってしまいそうです。史上初の黒人F1ドライバー、史上初の開幕9戦連続表彰台、その上史上初のルーキーチャンピオン+史上最年少チャンピオンってことになったら……何て男なんでしょうか。その強運の1/100でもいいから分けてもらいたいもんですw。
さて、次の中国と最終ブラジルはフェラーリ有利といわれています。ライコネンの奇跡の逆転劇を最後まで私は期待してますよ。