「クァドランです!」

 「マクロス Frontier」、面白いですな。最初からこうも飛ばしているのはマクロスシリーズでも初じゃないかなぁ。
 その「マクロスF」の4話でルカ君にコールされてTV画面に帰ってきたことを記念し、記事にしちゃいますよ、やまと 1/60 クァドラン・ロー ミリア639機!(実のところこれは記事にせずにおこうと思っていたんですけど……ネタになるはずのブツが来月発売予定に伸びてしまったもんで、代わりとなってもらうことにしました。タイムリーですし、まぁ、いいっすよねw)
クァドランロー_1 クァドランロー_3
 クァドラン・ローは、初代「マクロス」のTVシリーズではゼントラーディ軍内の女性兵士用バトルスーツとして登場し、ミリア・ファリーナが搭乗。その超高機動性能をもってマックスと死闘を演じるなど衝撃的な活躍を見せました。カラーリングは緑でした。一方、劇場版ではメルトランディ軍のバトルスーツとして登場し、カラーリングは薄い紫に変わりました(ゼントラーディ軍バトルスーツのヌー・ジャデル・ガーは、紫から緑になった)。そして、ミリア639機は真っ赤な専用カラーリングで登場。出てきていきなりゼントラーディの迎撃部隊を圧倒、地球では柿崎のバルキリーをあっさり撃墜するなど、スクリーンで暴れ回りました(その後、マックスのVF-1Sと相討ちになってしまいましたが……マックスはメルトランディ軍に参加し、青いクァドラン・ローで出撃。“おしどりクァドラン・ロー”ってことにw)。「マクロスF」のクァドランは“遺伝子が不器用”らしいSMSのクラン・クラン大尉他が駆ってますけど、細部が異なっている上に追加兵装もあったりするので、改良型みたいですね(追記:公式サイトによると、「マクロスF」のクァドランはクァドラン・レアというみたいですな。名前まで違っていたとは……)。
 で、やまとの1/60 クァドラン・ローはといいますと……独特のフォルムの再現は見事です。
クァドランロー_2 クァドランロー_5
1/60といいながら1/48のバルキリーと大きさはほとんど変わらないので迫力もありますし、専用カラーの赤色も深みのある色合いでとってもイイ感じっす。ただ、このクァドラン、ギミック的にはまったくもって面白みがありません。背部ミサイルポッドカバーの開閉ギミックがなかなかのもんですけど、膝側面のミサイルポッドカバーは開いた状態と閉まった状態の選択式です(下の写真は両方開けた状態)。
クァドランロー_4
あとは各関節が普通に動くだけ。コクピットカバーも開いたりしますけど、うちの個体はなぜか右側のカバーがきっちり閉まらず、閉じ直すのに随分苦労させられたりして(というわけで、カバーオープン状態の写真は撮りませんでした。すいません)、正直イマイチですな。ちなみに、コクピットに収まるミリア639のフィギュア(ポーズ固定)も付属していますが、そのデキもよろしくありません。別商品として1/60サイズで各間接が可動なミリア639のフィギュアも発売されたんですけど(デキはまとも)、そちらは残念ながら現在入手困難だったりします。
 このクァドラン・ロー、ちょっと前に投げ売り状態だったので手に入れたんですけど……ミリア好きでこの独特なフォルムが特にカッコいいと思える人には良いアイテムですな。飾っとくだけなら、ギミックの善し悪しはあまり関係ないですしねw。私も、家に来たばかりの頃は「うーん」と思ってましたけど、今ではお気に入りになってます。やっぱ、この曲線的デザイン、すごくまとまっててカッコいいっすよ。

クアッドコア!

 世の中、昨日あたりからゴールデンウィーク(GW)に突入してるんですなぁ。
 だがしかし、今年のGWは“飛び石”もいいところで、29日(火)が休みなのはいいとして、来月3日の憲法記念日が土曜日のため、土日が元々休みの人間にとっては5日(月)6日(火)が追加されるだけっすよ(ほとんど通常週間ではないか…)。で、海外旅行に興味が無くクルマもない私は、どこへ行くというあてもなく、家でゴロゴロしてるぐらいしかオプションがないっぽいっす……。
 
 というわけで、そんなGW期間を有効に活用すべく、買いましたよ。intel Core 2 Quad Q6700
Q6700_1
Q6700_2
 ついにうちにもやってきました、クアッドコアCPUが。1つの石に4つもコアが載っかってるんすよ。80386で本格的にPCを始めて、K6で自作を始めた人間からすると、こんなすごい石が普通に買えてしまうなんて本当にすごい進化だなぁと思います。
 で、今回買ったQ6700というモデルは65nmプロセスルールの製品なので、intel最新の45nmプロセスルールの製品からすると一世代前のものになります。遅れていた45nm版クアッドコアの出荷も既に始まっており、本当はQ9450(2.66GHz/12MB L2Cache/1333MHz FSB)が欲しかったんですけど……先週の価格改定で突然Q6700が実売29800円と破格の値段になったので思わず買ってしまったというわけです。L2キャッシュが8MBでFSBが1066MHzでSSE4.1に非対応でとまぁスペック的にはQ9450に劣るわけですけど、定格動作クロックは同じ2.66GHz。価格差の方が魅力でした(今はQ9450も値下げになったので差は1万円ってところです)。前は7万円以上してたCPUってこともありますしね(Q6700って“高嶺の花”だったんですよ。QX6700って名前だった頃なんてまさしく“雲の上”なCPUでしたし)。
 注文してあったのが昨日届いたので、早速うちの自作PCに組み付けてみました。組み付けるPCは既に組んであって何ヶ月も稼働しており(マザーはASUS P5K-E/WiFi-AP。但し、WiFiモジュールは撤去w)、CPUとメモリモジュールの交換だけだったので作業はたいしたことなかったのですが……最初に起動したときCPUファンの取り付けに失敗してて強制終了してしまい「壊しちまったか!?」と青くなりましたが、ちゃんと取り付けて再起動したら普通に立ち上がってくれて一安心。BIOSでもXPからもきっちりQ6700と認識されました(下の写真。使用者欄は一応消してあります)。
Q6700_3
その後はあっさり安定してしまってます。ま、うちのPCは定格動作しかさせないんで、当然といえば当然ですけどねw。
 初めてのクアッドコアCPUってことで、長時間稼働テストのついでにタスクマネージャでそれぞれのコアの動作を見てたんですけど、なかなか面白いですな。いくつかアップデートすべきソフトがあったので自動アップデートさせてみましたが、インストール作業になると4つのコアがそれぞれ分業してあくせくと働いてるのがわかります。「対応アプリでないと意味がない」と言われてるクアッドコアですけど、負荷がかかると結構分業もしてくれてますよ。この自作PCにはもともとCore 2 Duo E4400(2GHz/2MB L2Cache/800MHz FSB)が載ってたんですけど、比べると若干ながら動作が軽く感じます(プラシーボかもしれませんけどw)。ただ、CPUファンの回り方が激しくなったのか、動作音は確実に増しましたね。発熱量が倍近くになったのに付属のリテールクーラーじゃ仕方ないってところですな。
 クアッドコア対応アプリの代名詞とも言うべきペガシス社<公式サイト>のエンコードソフト「TMPEGEnc 4.0 XPress」がインストールしてあるので、このPCには主にエンコマシンとして働いてもらう予定です。あとは負荷が高いRAW現像作業用ですかね。
 しっかし、安定してるなぁ。本当にありがたいことですけど……連休通してしようと思っていたことがこの土日だけで終わってしまったよーな。さて、残りはどうしましょw

聖火リレー

 今日、長野で北京オリンピックの聖火リレーが行われました。
 「どうなるんだろう?」と思って、朝からTV中継を見てしまいましたが……予想通りというかなんというか、多少の妨害行為と混乱があったようですな。チベット問題が世界中でクローズアップされる中日本では何も起こらないというのも問題だし、テロのような惨事になってもらってももちろん困るし(ネット上にはテロ予告がなされたそうですな。まったく、タチが悪い。愉快犯なら許せませんよ)、日本には“反中共”を掲げる右翼という迷惑千万な人たちもいるし、という状況下においてこの程度の騒ぎで済んだのはむしろ良かったと言うべきかも知れません。
 それにしても、沿道の赤い旗を持った集団の異様さは空恐ろしかったです。ちょっと前に我が国でも流行った“愛国心”なんてものの行き着く先があの姿ですよ。チベット問題というものを知ろうとすらせず(まぁ、かの国の人民だけじゃなく、どこの国の人も本質を知ろうとしてない感はありますけど。中国とチベット間だけの問題だなんて判断してるようじゃ、チベットに平和など来やしません。本当に解決したいのなら、仏教を認めない国がラマ教下にあるチベット亡命政府を受け入れているということの意味を考えてみるべきです。実にきな臭い話なんですよ、チベット問題は)、政府の詭弁を鵜呑みにし、国家の威信などというありもしないものにすがって生きている彼らの姿を見ていると本当に哀れです。それに、自分たちのやっていることは“正義”だと思い込んでいるから、周囲がどう思っているのか考えようともしない。同じ民族でも、「華僑」と呼ばれる人たちとは全く違いますな。あれじゃ世界中どこへ行っても疎まれるだけですよ。
 ま、せいぜい北京オリンピックが成功するよう頑張ってくださいな、中国の人々よ。でも、他国の人間はあなた達の思うようにはならんものだと知っておいた方がいいですよ。世界は中国のためになど回ってはいないんですからね。

届かねぇよ

 昨日は久々に長文を書いてしまったので、今日はあっさりと…
 
 今週もやっぱりネット通販野郎なBleumerであります。
 先日書いた「1件は今月末発売予定のブツたちだったのですが……うち1つの商品が5月発売になったため、発送もおそらく来月に延期」という予約注文、なんと残りの商品も揃って5月発売予定に。というわけで、発送は5月以降に確定っすよ。5月に全部きっちり発売されるといいんだけどなぁ(1つは再延期です。なので、5月発売予定もアヤシいっすねぇ)。
 加えて、“振り込み保留中”の予約注文を1件追加してしまいました。ただ、これの発売予定日は遙か彼方なので、この注文のことは発売日前月あたりまで忘れることにしよう。
 さらに、今週になって半額になったブツを見つけてしまったので、思わずポチッと……いやぁ、散財モード全開ですなぁ、あはははははははは(笑ってていいのか?)。だがしかし、注文から約2日経っても発送メールが来る気配すらありません。で、確認してみたら、このブツもすぐには届かないようで、「しばし待て」と表示されてました。
 ああっ、注文したブツがどれもこれも届かねぇよ!
 はあぁ……早く届かないかなぁ。

刑事弁護人のあるべき姿

 山口県光市で母子が殺害された事件の差し戻し控訴審の判決公判が今日広島高裁で開かれ、被告人である元少年(27)に対して、求刑通り死刑が言い渡されました。
 この裁判は最高裁が「死刑にするべきでない事情があるか審理して」と広島高裁に差し戻したものでしたから、よほどの事情がない限り死刑判決が出るのであって、今日の判決もいわば“予想通り”というものでした。
 また、私もこの判決で妥当だと思います。たとえ犯行当時被告人は「18歳と30日」と“18歳なりたて”だったとしても、法で18歳からは死刑の適用があるとしているのですから死刑を回避する理由になどなるはずありません(そんな理由が認められたら、法のいう「18歳」が何を指すのかわからなくなってしまいます)し、母子2人を無惨に殺害したことはその命を持って償うに値する重罪だと思うからです。正直、あんな酷い態様の殺害行為であれば、反省だの更正の可能性だのなんて考慮せず、また年齢も問うことなく死刑をもって臨むほかないと思います。あまりにも残忍すぎますもの。酌量の余地など一切ないはずですよ。
 
 ただ、この事件の差し戻し控訴審では「少年に対して死刑を科して良いのか」という論点よりもむしろ「刑事弁護人のあるべき姿」という点が社会的に問題になりました。この被告人についた弁護団の主張が、あまりにも荒唐無稽だったせいですが……。
 私はこの点に関しては憂慮しています。
 たしかに、本件での弁護団の主張は「遺族に対する侮辱」「ありえない」「ふざけんな」と何とでも批判できるものでした。私も主張の内容を最初に見たときは「何だこれは」と怒りさえ覚えましたし。実際、今日の判決文でも「不自然不合理」と切り捨てられたようですね。「弁護活動として不適当だった」と言えるかもしれません。
 しかし、だとしても、今回のことで弁護団を非難したり、弁護士を個人攻撃したりするのは間違っています(※彼らを擁護しているのではありません。私は彼らのような“人権派弁護士”という連中の考え方がとにかく大嫌いですから、擁護なんて冗談じゃないですよ)。彼らは刑事訴訟における刑事弁護人としての職責を全うしているだけだからです。刑事訴訟における刑事弁護人というのは、一方の訴訟当事者である検察官と相対し、被告人の無罪を勝ち取るのが仕事です。たとえ被告人が真実の犯人だったとしても無罪判決を獲得するというのが刑事弁護人の立場なのであって、そのためであれば真実を曲げて主張するのもやむをえないのです(※刑事訴訟とは実体的真実の発見を目的とするものでありその大原則に反するという意見もありますが、それはあくまで訴訟の目的であって弁護人の主張も含め手続を進めていくに従って真実を発見できさえすれば良く、弁護人の主張が真実に反していたとしても大原則に反するわけではありません。検察官の主張だって真実ではないということは過去の無罪事件や冤罪事件が証明していますし、「刑事訴訟においては当事者の主張は真実でなければならない」なんて考え方は現行法下では成立しませんよ)。もっと言えば、世間も納得できるような主張をしてるだけの刑事弁護人など、逆に刑事弁護人として失格だと思いますね(主張が理不尽だったとしても、判決文で裁判長が断罪すればいいだけのことです。だいたい、「犯罪者を無罪にしてくれ」って主張する仕事なんですよ?場合によっては理不尽であっても言うしかないじゃないですか)。結局、今回の弁護団も「刑事弁護人のあるべき姿」の一例なのです。「あるべき姿」に反してはいないんですよ。
 それでもなお「あの弁護団は許せない」というのであれば、弁護人がそういう立場の人間となるよう規定した刑事訴訟法や弁護士法、そしてその根拠となる日本国憲法自体を非難すべきでしょう。このシステムが気に入らないというなら、我々が作った(とされる)憲法が根拠なのだから、我々の手で変えなければなりません。憲法さえ変えてしまえば刑事弁護人から職責自体がなくなりますから、腹立たしい弁護活動もなくなりますよ。つまりは、今回の不適当と思われかねない弁護活動が問題だとするならば、弁護士個々人の問題ではなく、主権者たる我々の問題です。したがって、それを個々人の弁護士に転嫁するなど見当違いも甚だしいことなのです。
 それに、国家が本件被告人に死刑という奪命行為を科すことができるのは、それを決める刑事訴訟という手続において被告人に弁護人が付され、十分な弁護活動がなされたけれどもなお死刑が妥当であると判断されたからです。言い換えれば、あの弁護団がいたからこそ被告人を処刑台に送れるということです。不適当と思われるような弁護活動だったとしても、それがなければ日本国は死刑を科す根拠を失ってしまうのです。「そんな根拠、無くたっていいじゃないか」?いいんですか、無くても。そんな根拠が無くても死刑にできる国家というのは、理由もなく国民を殺す国家ということですよ?何も悪いことをしていないあなたが、突然警察に引っ張られて、手続もなく命を奪われても仕方ないということです。それでも良いという覚悟があるなら……個々の弁護士を非難するのもいいでしょうな。どんな意見であれ、表明するのは自由ですから。
 
 こういうことは刑事訴訟法を学んだことのある人にしかわからないことだとは思います。が、今回の弁護団を語る上では前提となる基礎知識でもあります。なのに、これを抜きで社会的問題になってしまったのは、被害者遺族の声のみをマスコミが大きく一方的に取り上げたがために世間に同情論が先走ってしまったことによると考えます(あの遺族の方の言い分は遺族として当然のものと思いますが、マスコミが同情的に取り上げすぎたんですよ)。マスコミはもっと積極的に現行制度の趣旨などを補足して報道しないといけないと思いますね。「面白おかしかったらそれで良し」という態度は今すぐ改めてもらいたいですよ。こと、刑事訴訟に関しては特に。
 というのも、来年から本格的に裁判員制度が始まってしまうからなんです。被害者感情というのは刑罰を科す上で重要な要素ですけど、被害者への同情だけで判断されては国家刑罰権がどんどん暴走してしまいかねないので恐いんです。なのに、こんな一方的で感情的な報道しかなされない現状では、裁判員になった人たちは客観的な判断ができませんよ。それは本当に危険なことなのです。裁判員制度が始まるまでになんとかしてもらいたいものですが……無理でしょうな。

届いてねぇよ

 相変わらずネット通販であれこれ買ってしまうBleumerであります。
 で、とある所でCDを注文したんですよ。今週半ばに発売されたCDっすよ。週初にはお金も振り込んで手続は完了、発売日には届くと思っていたんですが……まだブツが届いてねぇよ!発売されたばかりなので“在庫切れ”なんてことはないはずだし「もう今週終わりますよ?何やってんの!?」と言いたくなったのですが、今日になってやっと「出荷しました」メールが。うーむ、日付的には発売前に予約したわけですけど、発売日直前だったので“予約扱い”にならなかったんですな(※“予約扱い”なら発売日当日に届けてくれる店なんですよ、ええ)。で、結果的に“発売日後に購入”と同じ扱いになってしまったようです。
 まぁ、無事に発送されたようだし、普通にブツが届いてくれさえすればいいんですけどね。
 しっかし、「代金を先払いしたが、なかなか発送されない。連絡もない」って状態は、本当に不安になりますな。今回注文した所は大手(※konozamaではありません)なので大丈夫とは思っていたのですが、先日書いた突然活動停止したネットショップ(※「T.J GrosNet」という店です。今週になって民事再生法適用を申請し破綻が公の事実となったので、名前を伏せるのを解除します。負債総額は40億円とか……相当なもんですなぁ)のこともありますし。やっぱり、「契約トラブル防止」の観点からすると、国内通販では先払いではなく手数料がかかっても代金引換で注文するのがベストなんでしょうね。
 ちなみに、今現在、Bleumerがネット通販で予約して代金を既に払ってしまっている注文はこのCDの注文の他に2件あります(別に1件“振り込み保留中”の予約注文もあったりしますw)。1件は今月末発売予定のブツたちだったのですが……うち1つの商品が5月発売になったため、発送もおそらく来月に延期(原則、一括発送なので)。いつになったら発送されるのか不安です。もう1件は6月発売予定なのですが、発送日に加えて商品自体が“地雷”の可能性大のためそっちも不安です。ああっ、もうっ、不安だらけですわっ!早く届いて~~~

炭酸飲料

 なーんか書きたいネタがここ数日見つからないので、珍しく飲み物のことでも書いてみようかと。
 私は小さい頃から炭酸飲料が大好きです。口の中で二酸化炭素がシュワシュワーっとなって、そのシュワシュワが喉を通っていく、あの感覚が好きなのです(おかげで酒でもシャンパンとかスパークリングワインはとっても飲みやすいですなぁ。残念ながら、ビールは合わないんですけど)。
 で、昔はスプライトとか、キリンレモンとか、三ツ矢サイダーとかの無色透明なやつが好きだったんですけど……これらは十数年前からモデルチェンジを繰り返して、味が昔のと全然違ってたりします(三ツ矢サイダーが昔のに一番近いっす。キリンレモンは何度も大化けしたので、オリジナルの味など見る影もありません。スプライトはだんだんオリジナルに戻りつつある気もしますが……よくわかんないっす)。
 というわけで、最近の私の“フェイバリット炭酸”はコーラっすよ。それも、オリジナルなコカコーラがイイ!ええ、もう、砂糖入りまくりカロリーてんこ盛りのメタボなあれっすよ(↓これ)。
コーラ
この500mlペットボトルをですな、ゴクゴクゴクと飲んでやるわけですよ、ええ。口の中のシュワシュワと一緒にイヤ~なことを飲み干すわけです。コーラは今でも炭酸がきつめなので、最高っすよ。
 ただ……このペットボトル、リサイクルの関係で無色透明のPET素材になったもので、見ようによっては醤油ビンに見えたりするんですよねぇ。「コーラといえば茶色いガラスビン」だった時代の人としては、そのあたりは悩みのタネだったりします(「中身は醤油」と思いながらコーラを飲むと、本当に醤油っぽい味がするんすよw)。
 また、最近はカロリーオフのコカコーラZEROとかペプシNEXなんてのもありますな。ちょっと前までカロリーオフのコーラといえば果てしなくまずかったんですけど、この2つは信じられないほどオリジナルに近い味がしてます。去年はこれらのカロリーオフ製品の競争のおかげでコーラ類の販売がたいへん伸びたようですけど、頷けますね。私もどっちも飲んでます。
 でも、やっぱコーラはオリジナルのコカコーラが一番かなぁ。なんとなく体には良くなさそうな液体をグイグイ飲むところが、いいんすよ。あああ、こんな事書いてたら無性に飲みたくなってきた。明日の昼はコカコーラに決定だなw

改編期でもたまには

 テレビがここのところずっと“春の番組改編期”ってやつで、毎度毎度のことながら見るものがない状態が続いていました。
 ただ、ときどきイレギュラーで「おおっ」ってのをやってくれたり、話題作の映画を流してくれたりするので、こういうプログラムに関しては“改編期さまさま”ですな。
 というわけで、この週末は結構いい感じでした。で、私が見たものの感想でも。
○「剣客商売」スペシャル
 藤田まこと主演の時代劇シリーズの2時間スペシャルとして、「春の嵐」という話が放送されました。いやはや、「流石は剣客商売」というかなんというか、実にしっかり作ってあって良かったですな。特に今回は準レギュラーの老中・田沼意次に加えて松平定信も絡んできたので本当に面白かったです。
○劇場版「アンフェア」
 篠原涼子主演のテレビドラマシリーズの完結編ですな。警察内部の大がかりな不正に関わる話で、どんでん返しにどんでん返しを重ねてきた結末は?ってところでしたが……ちょっと舞台に凝りすぎましたかね。「24」を相当意識して作ってありましたけど、致死性の極めて高いバイオテロ絡みなのに緊迫感を全然出せなかったのは致命傷。篠原涼子にジャック・バウアーをやらせるのもムリありすぎでしたし、“アンフェア”をまるで正してないような結末も「うーん」って感じでしたね。
○「日本沈没」
 小松左京原作のパニック映画ですな。藤岡弘主演の前作には強い衝撃を受けたので(見た夜、眠れなくなってしまった…)、今回のリメイク版はどんなもんかと思って見ましたが……切り口が全然違ってて全くの別物になってました(いきなり天城山爆発時から始まるとは)。前のは「どうしようもない」って話でしたが、リメイク版は「どうしようもなくても何とかする」ってところでしょうか。考えるとおかしいところだらけなんですけど、これはこれなりによくできてると思います。火山灰(日本灰とでもいうべきか?)に覆われた光景の再現なんかは見事だと思いましたね。
 ただ、草なぎ剛演じる主人公は国家非常時だというのにどうやってあんなに移動してたんでしょうな?空でも飛べるのか!?不思議です。あと、富野カントクが出てたのには笑ってしまいました(失礼)。
 
 芸のない芸人を集めてドンチャン騒ぎみたいなのじゃなくて、こういうちゃんとしたプログラムばかりで固めてくれれば改編期も楽しめるんですけどねぇ。ムリなんでしょうなぁ。

「無双OROCHI 魔王再臨」にハマる

 「無双OROCHI 魔王再臨」<公式サイト>、買って一週間になりましたが、ハマってます。
魔王再臨
 「無双OROCHI」のグチャグチャな世界が遠呂智死亡後も残ってしまってって話なんですが(※遠呂智編は別)……「無双OROCHI」と比べるとずいぶん難易度が下がりました。「無双OROCHI」ではストーリーの終盤になると鬼神の如き呂布が敵にいたり、使用キャラが十分育っていないうちに遠呂智と出くわすと一撃死をくらったりと“落とし穴”みたいのがいくつもあったりしましたが、今回はないです。ステージごとの難易度設定で「易しい」を選んで順番にやっていけば、簡単にストーリークリアできるようになってます。また、各ストーリーは8章構成ですが、今回「外伝」はなくなりました。その分は「ドラマティックモード」として別の形になってますな。
 その「ドラマティックモード」は使用キャラ固定のステージが設定されており、ステージをプレイするには条件があったりします。で、この条件がまたやたら時間のかかる条件だったりするみたいですな。このように、今回の「魔王再臨」は“やりこみ型”のゲームになってます。初心者でもとっつきやすく、上級者には難易度設定や豊富なやり込み要素で対応する……私にとっては理想的なゲームシステムになってますね。おかげで、見事にハマリこんでいるわけです。
 あと、今回のお色気担当キャラ「女媧(じょか)」の存在も個人的には大きいですな。いやー、もー、女媧さんにはベタ惚れっすよw。サクサクと鍛え抜いて、レベルMAX+4武器+“天舞”(※今回からの新要素で、これがついた武器は無双ゲージ満タンなら全攻撃に属性がつく。これがあると敵は難易度「激難」でも紙のようw)も付けてしまいました。“天舞”を付けるには貴重品アイテムを揃えないといけなかったりするので大変なんですけど、女媧さんのためなら苦になりませんよ!(アホだ、俺w)
 新たに買う予定のゲームがしばらくの間ないので、この間に「魔王再臨」を遊び尽くしたいと思ってます。

日銀総裁は決まったけれど

 日銀総裁人事、結局、白川方明副総裁(総裁代行)を総裁に昇格することとなりました。他に日銀総裁職を受けてくれる人なんていそうにないですし、仕方ないですな。“円の番人”が決まったのは、とりあえず我が国にとって喜ばしいことです(遅きに失しましたが)。
 だがしかし、無能な民主党はまたまたやってくれました。白川副総裁の総裁昇格によって空白となる副総裁に渡辺博史氏を充てる人事案について不同意としたのです。理由は「渡辺氏が財務省出身だから天下りだ。天下りは許さない」だそうで。というわけで、日銀総裁人事問題はなお続くこととなりました。
 今回の日銀総裁人事騒動における民主党の大義名分は「財政と金融の分離」でした。たしかに、財政と金融政策が密すぎるのは問題があるとも考えられますから、この点には一定の理解はできました(私はそんなことより日銀総裁不在回避の方がずっと大事なことだと思いますがね)が……いつの間にやら「天下り」と言葉を付け加えたんですな。特に小沢代表がこの言葉がお好きなようで。
 ですが、財務官が日銀総裁/副総裁になるということは「天下り」でしょうか?たとえ財務事務次官だろうとそれはただの「官僚」であって、財政の責任者ではありません。それに対して日銀総裁/副総裁というのは金融政策の責任者なのです。地位の重みが全く違います。つまりは「天下り」などではなく、いわば「天上り」ですよ。小沢代表の言い分は成り立ちません。しかも、単なる“言葉の誤用”ではなく、小沢代表はわざとこの言葉を使っているように思えます。理由は、難しい理屈でなく国民が忌み嫌う「天下り」というマジックワードを使えば今回の不同意も正当化でき、民意がついてくると思ったからでしょう。
 しかし、この点について私は「民主党は墓穴を掘ったな」と笑わせていただきました。彼らが日銀総裁/副総裁という存在をあまりにも軽視しているということを自白したと思ったからです。日銀総裁不在&未だに総裁人事を決着させられないという異常事態を創り出し続けて世界中から笑いものにされているにも関わらず平気な顔をしていられる理由は、自分たちの政治能力の欠落によるものと証明したようなもんですよ。恥の上塗りの上塗りですな。
 それに、今回の渡辺博史氏という人は当の民主党内で日銀総裁候補として挙げていた人だといわれています。また、最初の総裁候補で元財務官の武藤敏郎氏についても民主党は「副総裁のままならいいよ」と打診したはずです。なのに、今になったら「天下り反対」ですか。こんなのが参議院で多数をとる責任政党のすることでしょうか。「そこまで反対するなら、1人くらい自分たちの候補者を立てて提案してみろ」って言いたいですよ。
 こんなことをいつまでも繰り返してると、「天下り」という言葉に釣られるような連中は味方になってくれても、物事をしっかり見ている人たちの信用はどんどん失っていくでしょうね。民主党にとって、今回の決断は失うものが大きいと思いますよ。
 民主党は次の総選挙で政権奪取を狙うと公言しています。でも、もし彼らが政権を選挙で勝ち取ったとして、誰が彼らの言うことをきいてくれるのでしょう?政策運営上働いてもらわないといけない人たちというのは、「天下り」という言葉で踊らされるような人たちではありません。日銀総裁人事でメンツを丸潰しにした財務省、道路特定財源問題で深刻な財源不足の危機に立たされた国土交通省や地方自治体、それに厚生労働省や財界など、民主党が今攻撃している人たちに動いてもらわないといけないのです。これらの重要な機関に軒並みそっぽを向かれたら国政運営なんて到底できませんが、もし明日解散総選挙となって政権を取ってしまったらどうするつもりなんでしょうね(ちなみに、対外的には既に“世界の笑いもの”なので、外交では相手にしてもらえないでしょう。そこは覚悟しとけよ、民主党)。不必要な既得権益(利権)は将来のために潰していかねばなりませんが、いざ政権運営するとなったらきれいごとだけでは済まされません。政権を本気で目指すなら、そのあたりも計算して動くべきなんだけどなぁ。戦いとは二手三手先を読んでおくものなんですが……まぁ、目の前の現実すら見えてない無能な人たちにそんなことを言うのは酷というものですかね。