F1第3戦・マレーシアGP決勝が昨日行われました。天候が心配されましたが、決勝は完全ドライコンディションでした。
きましたねぇ、ベッテル。今季初勝利ですよ!スコールで大荒れになった予選を3番手でクリアし、決勝はスタートでPPの同僚ウェバーをかわして、そのままトップで走りきりました。ウェバーも2位に入って、レッドブルはワンツーフィニッシュ。高温でマシンにとって過酷なマレーシアを制したことはチームにも自信になったことでしょう。本当の勝負はヨーロッパに行ってからですけど、行ったら行ったでニューウェイがマシンをきっちりアップデートしてくれるだろうしなー。レッドブル、頑張れ~。
3位はロズベルグ(メルセデスGP)。ロズベルグ、新チームになってもやはり順調ですねぇ。このまま同僚のミハエルさんを打ちのめし続けていけばいいと思います。彼の評価はちょっと低すぎると思うので。そのミハエルさんは、マシントラブルでリタイアとなりました。4位にはまたもクビサ(ルノー)で、5位にスーティル(フォースインディア)……どっちも凄いウデですなぁ。特に後方から追い上げてきた6位ハミルトン(マクラーレン)につけいる隙を与えなかったスーティルは、ホント素晴らしいレースをしたと思います。7位マッサ(フェラーリ)、8位バトン(マクラーレン)。9位を走っていたアロンソ(フェラーリ)は、残り2周でバトンに仕掛けたところでエンジンかギアが壊れリタイアしたんですけど……中盤からずっと調子がおかしかったのに、バトンを追っかけ回して、完走+ポイントを捨ててまで勝負に出たのは本当にカッコ良かった。今年は“アンチフェラーリ”でいこうと思ってるんですけど、跳ね馬のアロンソはイイですね。惚れちゃいますわ(に比べて、マッサ……)。
小林可夢偉は予選頑張って9番手につけたんですが、決勝はエンジンがストップして9周でリタイア。デ・ラ・ロサは同じくエンジントラブルでスタートすらできず。ザウバーのテストでの好調さは、どこへいっちゃったんでしょうね?とりあえず、可夢偉クンがまともに仕事できるようにしてあげてください。こんな状態でドライバーとしての評価が決まっちゃったら、可哀想ですわ。
開幕戦は「つまらん」の何のと騒がれましたけど、この2戦は結構面白い展開になってます。レギュレーション変更とかは、もうちょっと様子見てからでもいいんじゃないですかね?