大晦日

 大晦日ですな。2006年・平成18年も終わろうとしています。
 今年はトリノ冬季五輪があったり、ワールドベースボールクラシックで日本が優勝したり、サッカーW杯があったりと世界レベルのスポーツイベントがあり、国内では安倍政権が誕生し、ゲームではPlayStation3とWiiが発売されて新世代ハードが出揃いました。
 
 私・Bleumer的には、カメラとゲームとフィギュアな1年だったかな。
 今年一番の買い物は、デジタル一眼レフカメラ・ニコンD200。買ったのが夏なので活躍したのは下半期だけでしたが、満足度は本当に高い製品でした(今日も写真撮って、アップ分を少々変更してみました)。来年はもっともっとたくさんの、そしていい写真を撮りたいっす。
 ゲームは、去年の12月に購入して本格稼働し始めたXbox360と、春に買ったニンテンドーDSが上半期の中心。そして夏から秋は360と新たに購入したPSP、そして冬には新ハード・PS3が加わりました。PS3の本格稼働は来年ですな。つい最近、個人使用分のDS Liteをヨドバシで確保できたので、来年は「プラットフォームは何でも来いや!」です(Wii以外で、だけどw)。ゲーマー・Bleumerはまだまだ続くぞ~。
 フィギュアは…使った金額的には自己新記録ですな(たぶん)。去年まではプラモデラーだったのが、今年は全くの完成品購入野郎に成り下がってしまいました。女性フィギュアもさることながら、今年はDMZスコープドッグ&ストライクドッグという大物ロボットフィギュアを買いましたしねぇ。この2つは今もお気に入りです。来年は、この類の大物ロボットの発売がいくつも予定されていますから……気をつけないと、いくつも買ってしまいそうっすw
 
 来年は、新型Windows・Vistaが発売になります。使用アプリの関係上、即Vista移行とは行けませんが…うちの自作メインPCはintel865プラットフォームのまま数年変わっていませんから(部分的には変えてきたんですけどね)、そろそろ組み直したいところです。まぁ、今度組むとなると全てを一新しないといけないので予算が整わないとムリなんですけど、何とかしたいですな。
 2007年が皆様にとって良い年でありますように。

年末に初モノづくし

 年の瀬ですなぁ。このTV欄の空虚な雰囲気が何とも(それかよ!)。
 とかいいつつ、天皇杯サッカー準決勝を見ながら(年末年始のTVは、スポーツ中継に限るですよ)D200でパチパチ撮って、以前のフィギュアと百式のアップ画像を更新してみました。戦闘機のもちょっと前に入れ替えたし、まぁこんなもんですかな(他のガンプラは「まあいいか」、とw)。
 
 今日のお題は「初モノ」ってことですが…昨日、ついに初のPlayStation3専用ソフトがうちにやってきたんすよ(やっと、ですよw)。「FORMULA ONE CHAMPIONSHIP EDITION」、サーキットでの自動車レース最高峰・F1を再現した3Dレースゲームですな<公式サイト>。前に書いた体験版同様、720p出力・30fpsなんですけど…これは凄い。いやー、マジで凄いっすよ。サーキット上に22台同時表示しないといけないので720p出力・30fpsは現状やむをえないところだと思いますが、それでも十分ビューティホー!第一戦のバーレーンから日本の鈴鹿、最終戦ブラジルまでどこも美しいのですが、モナコGPのモンテカルロ市街地コースが特にスゲーっす。こんな綺麗なモナコのゲーム画面、見たことないっすよ。操作感も、専用コントローラーでやる限り悪くない。トリガー的なL2/R2ボタンにアクセル・ブレーキを割り振ればかなり微妙なコントロールが可能です。ハンドルがちょいと問題ですけど、アシストなしでもまぁなんとかなります(簡単にスピンするけどw)。
 ただ、問題がないわけじゃなくて、コントロールが厳しい割にハンドルコントローラーに難があるみたいですな。とりあえず、うちにあるPS2用GT FORCE(無印)は対応しておらず使えません(ガーン)。PS2用GT FORCE ProとPS3専用の同RXが対応しているのですが、肝心のフォースフィードバック機能が使えません(オイオイ)。その上、ネット上の評判では反応が悪いとか(ハンドル回しても曲がり始めるまでラグがある、とか)。結局、普通のコントローラーでやるしかないみたい…難易度高めのレースゲームなのに、これは痛いなぁ。
 でもまぁ、私みたいに「面倒なんで何でも標準コントローラーでやっちゃえ」な人には関係ないと言えばない。だから、これはイイです。「PS3買って良かった」って思える一品ですよ!
 けど、実際のところ、F1ゲーってあんまり売れそうにないよなぁ。レースゲーム自体グランツーリスモ・シリーズぐらいしか売れてないマイナージャンルだし、F1は私みたいなファンでないとついていけないカテゴリーだし…PS3普及にはあまり貢献できそうにないなw
 ただ、来春には「ガンダム無双」なる、ガンダム+無双アクションのゲームがPS3に出るとか<公式発表ページ>。わらわらなザクやらジムを、ガンダムとかシャアザクとかΖとかキュベレイとかで叩き斬っていくらしい。結構、面白そう。何とも安直で恥も外聞もないって感じですけど、こういうのの方がわかりやすくてハード普及には貢献するんですよね(マニア向けなのはムリw。今回のF1とか、「VirtuaFighter5」もその類)。PS3も頑張って欲しいものです。
 今回の「FORMULA ONE CHAMPIONSHIP EDITION」、初のPS3専用ソフトってだけじゃなくて、私が買った初のBlu-rayディスクでもあるんですよね。考えてみれば、うちにはBlu-rayプレーヤーが既にあるんですな。来年になったら、初のBlu-rayソフトも買ってみたいっす(超高画質らしい「イノセンス」をぜひ観たいんだけど…高い)。また、うちのPS3、実は今回初めて円盤を受け入れたんですよ。何事もなくドライブが動いてくれて良かった(壊れててもわかんなかったw)。それに、スロットインドライブを使うのも私的には初。実は私、トレイ式かトップローディング式しか信用しない人で、スロットインは全部回避してきたんですよ(なんか、出し入れするローラーが信号面に傷を付けそうな気がして…)。何事もなく吸い込み、何事もなく吐き出してくれて良かった。
 以上、「初モノづくし」でございました~。

待ちわびしもの ~その2

 「待ちわびしもの」その2は、以前にも書いた“告知してくれないメーカー”グリフォンエンタープライズ<サイト>製の1/6「タルホ」でございます。
 タルホってキャラクターは、テレビアニメシリーズ「交響詩篇エウレカセブン」<公式サイト>に登場したキャラです。主人公・レントンが所属する“ゲッコーステイト”のメンバーで、母艦“月光号”の操舵手にしてチームリーダー・ホランドの女。中盤で妊娠判明、後半で意外な過去が発覚と、まぁいろいろある、物語上中心的な26歳の女性キャラです。その前半のコスチュームが、この露出度高い服(後半はお腹冷やすわけにいかないのと物語の展開上、思いっきりイメチェンしてしまいます)。
 前回の「エルウィン」はメーカー発表で“一目惚れ”だったわけですけど、実際に注文を出したのは発表からしばらく経ってから。「エルウィン」は当初から「9~10月発売予定」とされており、どうせ送料有料なあみあみに注文出すならってことで、もう一体フィギュアを注文しようと思ってしばらく探してたんですよ。そして見つけたのがこの「タルホ」だったわけです。ちょうどその頃にGYAOで「エウレカセブン」の一挙放映があって、「タルホのフィギュアってあるのかなー?」と検索かけたらこれがヒット、「うおっ、こんなのが発売されるんだー」と思って注文したのが運の尽き(泣)。結果、「エルウィン」共々延期に次ぐ延期で、最終的にうちに届いたのは「タルホ」が発売された今月後半になってしまったわけですな。
 ただ、こちらは「エルウィン」と違って、デキは「お見事!」の一言です。吉田健一キャラ独特の表情の再現(メーカー見本とは瞳がビミョーに違うのだけど、こちらは許容範囲内)、造形、塗装、どれも高レベル。その上、肩紐が塗装とかじゃなく別パーツでちゃんと肌から浮いてたり、ベルトも別パーツだったりと、かなり凝った作り。びっくりしました。さすがに高額なレジンキャストキット/完成品で高いレベルの製品を出してきた会社だけのことはあります(未だに「タルホ予約受付中」なサイトはどーにかならんか、と思うのですがリニューアルするみたいですね)。まぁ、スケールがどう考えてもおかしいのはご愛敬ってことで(いくらなんでも1/6で全高23cmってことはないだろうし、5枚目の写真のように1/7のエルウィンの方がデカいってのはおかしすぎるw)。今年最後のフィギュアは大変満足のいくものでしたね。終わりよければすべてよし、かなw
 出典の「交響詩篇エウレカセブン」は、実にシリアスな話でした。シリーズ開始当初には想像もつかない方向で、人類と異なる知的存在(コーラリアン)との接触が過去にあったこと、あまりにも深刻で二者択一的な対立が現在進行中であること、そして目の前にいる少女エウレカがそのコーラリアンであること、が主人公・レントン少年に突きつけられます。これは伝説の富野作品「伝説巨神イデオン」(1980年5月放送開始)の系譜ですな。「イデオン」では二者択一の対立から結果、破滅しました。そりゃあもう、見事なまでに壊滅しました。対立する両文明が消滅ですから。当然ながら登場人物全員死亡、しかも大人から幼児までことごとく惨殺…あれはショックでしたねぇ(今では富野監督自ら「やってはいけないことだった」と反省しておられますが、予定調和大前提のハリウッドの連中には是非見せつけてやりたいなw)。これを見た庵野秀明氏が、1995年「新世紀エヴァンゲリオン」を作り、今度は主人公・シンジとアスカを残して人類は全滅しました(異種の存在・レイは残ったのかどーなのかよくわからんかったのですが…リメイクしたらどうなるんですかねぇ?)。「エウレカセブン」では、そのへんをなんとか調整して丸く収めたんですよね(いや、その“調整”が大変で、これまた人類大虐殺なんですが。月光号の連中も生き残ったんだかどうなんだか実は分からないw)。四半世紀経って、やっとあの系譜の話も落としどころを見つけたのかもしれません。また10年ぐらいしたら出てくるのかな?次は人類全滅か、回避できるのか……はてさて。

待ちわびしもの ~その1

 今日のお題は「待ちわびしもの」。即ち、8月に注文し、発売日変更を繰り返して、今月23日にやっと届いたもの……それらを2回に分けて紹介しましょう。
 その1は、マックスファクトリー・1/7「エルウィン」でございます。
 エルウィンってキャラクターを知らない人も多いと思いますが…実は私も知りませんでしたw。どーも、セガのRPGゲーム「シャイニング・ティアーズ」<公式サイト>の登場キャラクターのようですな。セガでシャイニングといわれると、私なんぞは昔々の「シャイニング&ザ・ダクネス」とか「シャイニングフォース」とかを思い浮かべるわけですけど(一生懸命プレイしたなぁ。あの頃は若かった)……あのシリーズの末裔なんですかね?
 そのエルウィン嬢、見ての通りのエルフです(耳、長くて尖ってますからね)。設定を見ると、齢117歳とな?いやー、お若いですなぁ??(エルフ族は長生きです。たぶん、デーモン小暮閣下みたいに100ほど引けば人間年齢に換算できるのだろうw)。身長165cmですか、そこは人間並みなのね。で、体重45kg……うーむ、たぶんスペインあたりのファッションショーには出られないなw
 まぁ、原作を何も知らないキャラクターなんで、私が「買おう!」と思ったのはメーカーサイトのサンプル写真<こちら>を見たからっす。「うおっ、これは久々に好みのがキター!」って思いましたね。冷め加減だったフィギュア熱を復活させてくれたのがこの写真でした(復活したせいで、その後ポンポン散財することになりましたが…)。何ともかわいいじゃないですか、ポーズといい、丸い瞳がきれいな顔といい。というわけで、私的には夏の目玉フィギュアが以前紹介した「ミスマル・ユリカ」、秋の目玉フィギュアがこの「エルウィン」だったわけです。で、「ユリカ」嬢は期待を裏切らなかったこともあって、「エルウィン」の期待度はMAXでした。
 が、当初9月発売予定だった「エルウィン」は10月に延期、11月に延期、ついには12月に延期と迷走して、最終的には11月末に発売されました。秋といえばぎりぎり秋に間に合ったんですけど、明日紹介する「タルホ」のせいでうちには冬になってから届くことになったわけですな。
 さらに問題なのが、そのデキ。注文先のあみあみ<サイト>に掲載された実商品サンプル写真を見て愕然としました。「眼が、眼がちがーう!」。その後、店頭で実物を確認してさらに愕然。全体的なバランスも想像とはビミョーにずれている。下にサンプルと同じ写真が印刷されたパッケージとの比較写真を作ってみましたけど、サンプルとは瞳がビミョーに違うんですな(ビミョーな違いながら、受ける印象は大きく違う)。個人的には可愛さ半減かな、と思いました。うちに届いた実物を見ると「そこまで減点することはないか」とも思いましたけど、それにしても25~33%減ではあります。久々にメーカーサンプルと実商品とのギャップを感じましたね。昨年の私みたいに店頭買い専門だったら、買ってなかったかもしれません。
 下の写真のようにパレオが脱着可能だったりして1フィギュアとして見れば結構いいデキだとは思うのですけど(店頭でも売れ行きは悪くない感じでした。ボーナスシーズン発売だったのが功を奏したかな?)、サンプルが良すぎたんですな。その点はちょっと残念でした。

 と、このブログ書くためにあみあみチェックしてたら、見慣れた姿が……なにぃ、マックスの「真宮寺さくら」、4月発売予定!?1/10サクラ大戦シリーズ、マックスファクトリーは見捨ててなかったんですな<メーカー発表ページ>(いや、残ってしまった主役「さくら」で打ち止めな可能性も否定できないがw)。サンプルを見る限り、いいデキですなぁ、さくらさん。まぁ、今時さくらさんで即完売とは考えられないので、通販予約はせず店頭販売開始まで待とうと思ってます。

1500円

 年賀状、今日投函しました。え、期限過ぎてる?知らん、私は知らんぞ、そんなもの。
 
 PlayStation3、ちょいと自室へ持ち込もうと思ってリビングの37v型フルHD液晶テレビから配線を抜き、自室の21型トリニトロン管SDテレビのAVマルチ端子(普段はPS2を接続してある)に繋ぎかえたら…映らない。起動画面が映らない。何も映らないから、一切の設定変更不可。あきらめて、リビングに持ち帰って設定し直そうと起動し、HDMI接続からAVマルチ接続に設定し直そうとしたら、「変更後30秒以内に新設定で表示されなければ元の設定に戻す」とのメッセージが。その間に接続をやりかえろって意味なんだろうけど…30秒以内にPS3抱えて2階へ駆け上がって接続し直す器用さは持ち合わせていないし、そもそも電源コード抜かないとPS3本体を持って行けないので意味がない。よく見ると、画面の設定時には「繋ぎかえる先の電源を予め入れておけ」とメッセージが……モニター2つを並べておけとでもいうのか! 結局、繋ぎかえは断念しました。「PS3をSDで繋ぐなんて!」と言われそうですけど…まぁ、こちらにも事情ってものがありまして、一時的に変えたかったんですが。
 どーも、PS3ってハードは「初期設定した表示モニターから別モニターへ繋ぎかわる」って可能性を想定していないようですな(してても、やたら都合のいい変え方しか想定していないんだな。SONY製のモニター同士とか)。
 まぁ、今回も37v型液晶でまずHDMI接続からD端子なりビデオコードでの接続に設定し直してとりあえずSD表示設定にし、その上で21型SDテレビに繋ぎ、それからAVマルチ端子接続にすればいいんだろうけど、そんな面倒なことは一々したくないっすよ(戻そうと思ったら、また同じことを繰り返さないといけない)。360なら、HDモニター←→SDモニターの繋ぎかえも簡単にできるんですがねぇ。著作権保護云々でこんな仕様になっているんでしょうか。
(※1/16訂正。PS3の電源ボタンを5秒間押し続けることで、設定をSD表示にすることができます。誤解に基づく記述をしてしまい、申し訳ありませんでした)。
 2ちゃんねるでは連日PS3叩きが繰り広げられてて、あまりにもヒドすぎるんですけど…こういう仕様じゃ、言い返す気力もなくなるなぁ。前からいろいろ書いてますが、ユーザーに優しくないところ、ホント少なくないっすよ。メリケンハードの方がユーザーフレンドリーって、ちょっと情けないぞ(※ここは訂正しません。やはり直感的に変更できる360の方がユーザーに優しいと思いますので)。
 
 で、今日のお題は「1500円」なんですけど…先日ヨドバシに行ったら下の写真のフィギュアが特売で1500円だったんですよ。メガハウス製の「サラ・コダマ」嬢、本来は4000円くらいします。以前紹介した08MS小隊の「アイナ・サハリン」とかと同じ類の一品ですな。
 サラさんは、2002年9月からWOWOWで放送された富野由悠季監督作品「OVERMAN キングゲイナー」<公式サイトが閉鎖されたみたいなので、参考としてこちら>のヒロインです。活動的な女の子で、戦闘兵器に乗って戦って、おそらくは超絶美少女という、まぁ富野作品ではお決まりのヒロインですな(しかも一言二言多くて、主人公にやたらと絡んでくるタイプw)。「キングゲイナー」自体も富野節がそこいら中で炸裂する、“いかにも”な富野作品です。富野節が好きな人にはぜひオススメの2クール・全26話ですが、そうでもない人にはあまりオススメできません。たぶん、ダラダラと話が続いてるようにしか見えないでしょうから。見方を少し富野的にすれば、アデット先生とかシンシアとか面白いキャラがゴロゴロいるんで、見てて飽きないんですけど…まぁ、そこは人それぞれですので。
 フィギュアのデキはいいと思います。再現度は高いですから。ただこの顔、というか横に大きな口を許容できるかどうかが問題になりそうだけど(フィギュアの口は小さいのがデフォですから)、まぁ劇中でも大口開けてるシーンは多々あるんで原作見てた人ならオーケーかと。あと、腰はひねってあるんだけど、もう少し造形的に頭をヒネってもらいたかったなー、とは思いますね。サラの元気の良さが出てないし、正直なところ色気不足も否めません。

クリスマスプレゼント

 クリスマスですな。まぁ、クリスチャンではないので個人的にはそれ自体はどーでもいいのですけど。
 
 PlayStation3では、昨日クリスマスプレゼントが2つ配布されました。
 1つは「まいにちいっしょ」。24日配布分は特別バージョンで、いきなりトロ&クロとのデートイベント発動w。今までとは違う紹介ビジュアルの連続でびっくりしました。バージョンアップさまさまですな。
 もう1つは、「グランツーリスモHD(GTHD)コンセプト」。製品として今月発売予定だった「GTHD」の名残ですな。無料配布のいわば“体験版”にしては、かなり豪華な仕様っす。1080p出力で60fps(但し、リプレイは違うみたい。若干ジャギも見えますし)、1080p対応モニターで見れば「これは、確かに凄い!」と思えます。ジャギジャギな「リッジ7」とは明らかにレベルの違う絵が見られます。
 ただ、“体験版”はあくまで“体験版”でもありまして…コースが1周・1分30秒程度の短いの1つだけってのは厳しいですなぁ(しかも、あまり面白いコースレイアウトではない)。しかも、レースではなくタイムトライアルとドリフトトライアルだけ。「敵となるクルマは、PS3の能力的に今は処理しきれず、出せない」となると…いろいろ大変だなぁ、これから。
 使用車種は、最初から使えるのがスズキ・カプチーノのみ。規定タイムをクリアすれば、10種類まで増えて最後にはそれぞれのチューン版も使えるようになります(スバル車がないのは許せんなぁ、個人的には。なぜにスバルだけないんじゃー)。規定タイムは、しっかりブレーキングさえすればどれもなんとかなるタイムです。あー、最後の最後だけはちょっと苦戦しますが……最後の10台目は、なんとフェラーリ599なんすよ(まさかGTでフェラーリに乗れるようになるとは…MSの独占契約は切れたのかな?)。「山道でフェラーリは遅い」とはよく聞きますが、たしかに山道ではコントロールが厳しい。「おおー、止まらん、止まらん、ぐえぇぇ」…コースアウト頻発w。クルマの挙動自体は、とてもいい感じですよ。これなら発売が予定される「グランツーリスモ5」にも期待が持てる(グランツーリスモシリーズではグリップ走法命な私としては、ドリフト前提の今回のコンセプトは気に入らないですけど…まぁ、それは好みの問題ですから)。
 困ったのはオンライン環境の方ですね。「GTHDコンセプト」ダウンロードでアクセスが集中するのは目に見えているのに、サーバーが長時間パンクする事態を招くとは情けないですなぁ、SCE。私はまぐれなのか運良く一発で落とせたんですけど、その直後にアメリカアカウントでサインインしようと思ったらサインインすらできずエラー表示。しかも、うちのPS3がおかしいようなエラーメッセージで焦りましたよ(実際はサーバーがパンクしてただけ)。2ちゃんとか見てると、皆さん全然ダウンロードできないようですし、日本のアカウントでサインインすらできない人までいるみたいだし。この程度の準備で、本当にこのオンラインハードを何百万台も普及させるつもりなんですかね?見通しが大甘なのは、日本の役所だけじゃないようですな。しっかりしてくれよ、SCE。サービスの予算をケチったら、客は離れますよ?

クリーニング

 先日来「発売日変更」「発売日変更」の繰り返しだった注文の品、ついに届きました。注文したのが8月16日だから、4ヶ月以上経ってやっと履行完了…長かった(涙)。これで安心して年を越せる(越年するんじゃないかと内心ビクビクしてましたw)。
 
 そうそう、「安心して年を越せる」といえば、「行かないといかんなー」と思ってたニコン・サービスセンターへ、うちのデジタル一眼レフ・ニコンD200を持っていきました。
 別に故障したとかではなく、理由はローパスフィルターのクリーニング。レンズ交換式デジタル一眼レフはレンズ交換の際、CCD/CMOSセンサーユニットが外気に触れます。つまり、レンズ交換のたびにセンサーにチリやホコリが付く可能性が高いのです(というか、付きます)。また、シャッターユニットに銀塩一眼レフ時代からのフォーカルプレーンシャッターをそのまま使用していますので、仮にレンズ交換をせずともそこから出るゴミ(潤滑油的なもののカス)が付着する可能性もあります。これらがCCD/CMOSセンサーの前にあるローパスフィルターに付着すると、当然それが写った写真になるわけで、画質に影響が出ます。一部のデジ一眼には振動によってこのホコリやゴミを振るい落とそうって機能を持った製品があるのですが…実際の所、効果があるのはOLYMPUS&PANASONICのフォーサーズシステムだけと言われてます。だからクリーニングするわけですが…素人にはなかなかできるものではありません(ローパスフィルターに傷を付けると致命傷なんです。そのため最近ではクリーニング法の無料講習会が開かれたり、専用の洗浄具が販売されたりしてます)。そこで、サービスセンターに持ち込んでプロにやってもらおうってわけです(ちなみに、ニコンのサービスセンターでのローパスフィルタークリーニングはメーカー保証期間中なら無料、その後は1回1000円かかります)。レンズ交換の度に入るホコリとかはだいたいブロワーで吹けば飛ぶのですが、シャッターユニットから出るゴミは油が混じっているため簡単には取れません。そこでこのシャッターユニットの慣らしが落ち着く1000カットぐらいを目安に私はサービスセンターに持っていくことにしてます(D70も1000カットで持っていきました)。
 D70の時は時間が遅かったので作業にたしか2時間ぐらいかかりましたが、今回は朝から行ったので1時間かかりませんでした。クリーニングも済んだし、これでD200も一安心ですな。明日からやっと届いたブツのアップ用写真を撮るとしよう。
 
 で、今日は先日神戸へ行ったときにD200で撮ってきた写真を何枚か上げておきましょう。本当の私はこういう風景スナップを撮る人なんですが…ここを見てる人にはどう見てもフィギュアの写真ばっか撮ってるようにしか見えないだろうなw。今回の写真も機会がなくてなかなか上げられなかったんですが、おかげでいつ撮ったのやら自分でもよくわかんなくなってますw。
 
 はぁ~、これで安心して年越し……ん?年末にすること、何か忘れてないか??
 そういえば……ね、ね、年賀状!!…………
 今日から作り始めたんですけど…宛名印刷しただけでイヤになった……いつポストに投函できるのでしょーかw

18才未満の方には販売しておりません

 今日はマジメに重い話にしようかと思ったんですけど…後回し。やっぱクリスマスに年末年始で話題豊富なゲームでしょw
 
 つーわけで、まずは360。期待の「ロストプラネット」公式ページ>が昨日発売になったわけなんですけど…あれはスルーしました。いやー、たぶん物凄いソフトなんですけどね、体験版やったらラスボス倒せなかったんですよ。「お前みたいなアクションヘタクソ人間にはムーリーw」と言われてるような気がして…やめときました。「バイオハザード」とかが好きな人には、いいんじゃないですかね?
 そこで、以前にも書いた最凶「Z指定」ソフト、「お姉チャンバラ vorteX」ですよ!<公式ページ・※18禁でございます>
 「お姉チャンバラ」といえば、PS2で2000円だったゲームみたいですな。しかし、360に来た途端、フルプライス6800円!(まぁ、360は開発しやすいというウワサながら、開発費はPS2よりかかるでしょうからねぇ)。買う側としては「大丈夫か、そんな値段払って?」と思うわけですけど……たしかにビミョーっす。
 360といえばHD(ハイデフ)であってHD対応グラフィックが当たり前だと思っていたのですが、このソフト、どー見ても対応していません。出力解像度はおそらくSDだと思います。したがってHDモニターで見ると無理矢理アップスキャンなんでボケボケ。見づらいなんてもんじゃないんで、うちではD1接続で見ています(こんなところでD1接続環境を整えたことが役立つとはw)。これなら初代Xboxでも十分処理できたんじゃないかなぁ。しかも、マップの端っことか行くと、キャラが引っかかる。最悪動けなくなったり…間違いなく「おいおい、360のアクションゲームってレベルじゃねーぞ」であります。
 ただ、ゲーム内容自体は面白いんですよねぇ。私は「DOAX2」より気に入りました。エロ(最初から使用キャラを下着姿にひん剥くことが可w)でグロ(敵はゾンビで、本当に切り刻んで解体していきます。その血飛沫がカメラレンズにかかる演出のおかげで前が見えなくなったりします…)で、とまぁ「さすがは究極Z指定くらうだけのことはある」って所なんですけど、システムとかはかなりマトモ。爽快感もありますし(グロいんで、イヤ~な爽快感ですけど)、EASYなら簡単なのでとっつきやすいし(個人的にはCOOLコンビネーションという特殊コンボ攻撃の入力タイミングがシビアすぎて出せず、困ってますけどね…)、やり込み要素も極めて豊富。
 ホント、きっちり作り込んでくれてたら“神ゲー”だったのになー、と思います。
 
 で、他方PlayStation3では、「アーマード・コア4」が昨日発売になりましたがこちらもスルー。どうもオンはもちろん、オフも“素人お断り”仕様らしいのでやめときました。「バーチャロン」すらマトモにプレイできなかった人なんで、あのテので難しいのはムリかなと。ま、どうしても欲しければ来春あたりに360版が出るらしいので、そっちを買えばいいですし。
 また現状では最も満足度が高い「まいにちいっしょ」がバージョンアップしました。データサイズが倍くらいになった今回はどうも1080p出力になったらしく、よりハッキリとしたグラフィックになってます。過去配信分(※以前は2週間分しか見ることができず、私は最初のころの配信分を見ることができなかった)やミニゲームも加わって、かなり進化してますな。ただ、その一方で完全無料だったはずなのに、部分的課金システム発動……やってくれるぜSCE。「GTHD」で搾取できなくなったらこれかよ(まぁ、トロステーション内でクロが自虐ネタにしてて面白かったけどw)。
 その「GTHD」も24日から配信されますし、期待の「F1」が28日、それに今日「パワースマッシュ3」の発売日が来年3月8日と発表されました。これもPS3を買った理由の1つなソフトなんで、楽しみっす。
 しかし、同時にPS3の目玉ソフトである「VIRTUA FIGHTER 5」の360版を、北米と欧州にて2007年夏に発売すると米国/欧州SEGAが発表しました<記事>。「国内発売の予定はない」ってのがセガの公式見解ですけど…。あちらでは「パワースマッシュ3」も360版が発売されるんですが、国内では「発売の予定なし」って言ってますし(どちらも360のオンライン対戦が実現すると国内のゲーセンが困る、ってのが理由らしいっす。セガはゲーセンが経営の根幹ですから)……はてさて、どうなるんですかねぇ。

IE7

 このブログを書いているノートPC(基本的にはネット閲覧マシン)のInternet Explorer(IE)を6から7にバージョンアップしてみました。
 既にメインPC(主に画像処理マシン)はバージョンアップしてたんですけど、特別便利になったって感じは受けなかったので、ノートPCの方はほったらかしだったんですが…まぁ、気が向いたのでやってみようかと。夜中に始めたら、結構時間かかってしまって参りました(眠れないw)。
 6から7への最大の変更点はタブブラウザになったことですな。便利っていえば便利になりました。でも、タブブラウジングなら私のメインブラウザであるOperaの方が便利だし、Operaの決まり事に慣れちゃってるので、正直IE7だと戸惑ってしまいますね。まぁ、うちではIEはあくまでサブ扱いで、Operaだと上手く表示できない場合限定みたいな使い方ですからいいんですけどね
 ただ、その上手くいかない代表例がこのブログだったりするわけでw。で、IE7で私のスペースを改めて見てみると……ん?字の大きさが違うぞ?フォントが新しくなったせいかな?これじゃ、ちと大きすぎか。
 というわけで、このスペースの字のサイズを一段小さくすることにしました。アタマの方から順次変えてみたんですけど、アホみたいなテキスト量のせいで今日だけじゃ全部変えきれませんでした(ははははは…)。明日ぐらいにはたぶん全部小さい字になってると思います。
 そうそう、Opera9もいつのまにか最新バージョンは9.02から9.10になってたんですな。こっちもアップデートしてみたんですけど、どこが変わったのかよくわかんなかったっす。

公式見解?

 PlayStation3で、PSPとの連動設定をやってみました。これってまんま無線LANのセキュリティ設定ですな(当然なんだけどw)。をを、PSPにPS3のメニュー画面が表示されたぜ!けど、それだけ。ま、そのうちなんかが便利になるんでしょう。
 あとアメリカのアカウントを取ってアメリカのPLAYSTATION Storeから無料コンテンツをダウンロードしてみました(360もそうなんだけど、なんでアメリカでのみ体験版を公開するんだろ?)。
○「Motor Storm」体験版
 国内発売済みの3Dオフロードレースゲームですな。720p出力・30fps。ブロロロ~っとスタートして、ドンガラガッシャーンと砕け散るために走るゲーム……え、違うの?このゲーム、コース取りをキッチリ覚えないと、すぐに転倒転落でドンガラガッシャーンなんですよ。他のクルマにも簡単に押し出されますし。おかげで15台出走中15位にしかなれない私、ヘタクソすぎ。クリア条件なしで全てのコースを走れるなら面白いだろうけど…そんなわけないよなぁ。また、みんなでワイワイやれば楽しいゲームだと思うのだけど、製品版でもオンライン対戦はおろかオフライン対戦も不可らしいっすね。よくわかんないっす。
○「FORMULA ONE CHAMPIONSHIP EDITION」体験版
 28日発売予定の3DのF1レースゲームですな。同じく720p出力・30fps。インディアナポリス(アメリカ)とモンツァ(イタリア)を走行可能。2006年開幕時のデータらしく、ドライバーとしてモントーヤとか井出有治まで存在してます(笑うところなのか、泣くところなのか…)。デフォルトのEasyモード・フルアシストでフェラーリとかなら簡単に勝てますけど、Mediumモードになると途端に難しくなります。敵車もかなりアタマよさげ。これはなかなか面白そうってことで既に予約済みっす。たしかF1はPS独占なのでHDなF1ゲーはPS3でしかできそうにないですし、来年版からはミハエルはいないし鈴鹿もないですしね。ただ、こちらもオンライン対戦もオフライン対戦も不可みたいな……まぁ、F1はシビアなレースなんで1人黙々プレイが向いてますけどw
 
 なーんか、PS3って発売前は「1080pで120fpsだって余裕!」って言ってませんでしたっけ?それがフタを開けてみれば「720pの30fps、オンライン対戦不可」ですかい。360以下の性能しか発揮できていませんな、今のところ(1080p・60fpsのオンライン対戦可能ゲームはジャギジャギだしw)。ソフト開発スキルが蓄積されていけば、いずれは360を凌駕できる…と信じたいですね。
 とかなんとか思っていたら、今日こんな記事を見つけました。以下、一部を抜粋してQ&A形式にしてみます(改変はなし)。
Q:「PS3というゲームフォーマットは固定化され、同じ規格のゲームなどのPS3コンテンツが、将来のハードウェアでよりリッチかつ快適に動作するという意味なのだろうか?それともPS3の将来版には、PS3 Second Edition向けフォーマットといった新しい規格が生まれるのだろうか?」
A:「ハードウェア性能が上がっていけば、それに応じてゲーム規格も上位のバージョンに上がっていくことはあるかもしれません。もちろん既存のPS3との互換性を保った上でですが、その上でスケーラブルに上位マシンではより優れた体験が感じられる。つまり、ハードウェアの性能によって部分的に違うところは出てくるけれども、ゲーム自身は同じものが実行できるという環境になるでしょう」
 ……えーと、これってば、「互換性は保つけどさ、後々性能向上版が出るかもしれないのは覚悟しといてよ」ってことですよね。てことはなにか、解釈によっては「高いカネ払って現行機を買うのはバカ。買うのは性能向上版が出るまで待て」ってことになるのかな?
 PS3は非常に高価なゲーム機であり、しかもソフトの数がなく、あっても上記のような試作品段階のものばかり。そんな中でも出費を惜しまず買った/これから買おうとしている人に対して、確定事項ではないもののこの仕打ちですか、SCEは?現PS3ユーザーとして私はこの発言に不安・失望こそ覚え、期待など持てないんですが。まぁ、“型番商法のSCE”が本性を出し始めたってだけか。別に“初期ロットのリスク”は百も承知の上で買ってるので、私は怒りはしませんけど…ねぇ。
 
 360は国内発売直後に「HD-DVDドライブ搭載型発売か」という憶測記事を書かれて叩かれ、MSが躍起になってこれを否定しました<当時の記事>。一方、PS3は発売後最重要のクリスマス商戦直前になって開発担当直々にこの発言…いい気なもんですねぇ。任天堂Wiiも発売直前になって「DVD再生対応の上位版」の存在を明らかにしたり<記事>……こういう発表はユーザーを不安にするだけで、何のメリットもないと思うのですけど。売る側は、もう少し買う側の立場からものを考えた方がいいのではないでしょうかね。